
毛布の洗濯って必要なの?毛布の手入れ方法を解説
寒い季節には毎日使っているはずなのに、意外によくわかっていないのが毛布です。お手入れはしっかりとするようにしましょう。そうしないと、本当はもっとホカホカであったかなはずが、十分に実力を発揮してくれないことにもなりかねません。
毛布をしっかり手入れしないといけない理由
毛布に限った話ではなく、寝具一般にいえることですが、清潔を保たなければいけません。一晩の間にかく汗は、健康な大人の場合でコップ1杯分といわれています。布団の中はホカホカなので冬も例外ではありません。これを布団・毛布・シーツ・寝間着で吸収しているわけです。さらには、起毛していることが多い毛布は、ホコリやフケなども絡め取って放しません。
放置してしまうと、カビや悪臭の原因になります。また、ここまでになるとダニにとってエサも十分です。すでにダニにとってエサも十分です。暖かいこともあって、大繁殖してしまいかねません。アレルギーがあるような人は、かゆみなどで安眠どころではなくなってしまうでしょう。
うちの毛布は洗っていいの?取り扱い表示をしっかり見て正しいお手入れを!
まずは、普段から毛布を干すようにしましょう。ただ、布団とは少し干し方が異なります。素材にもよりますが、薄い分だけ簡単に乾きます。そのため、直射日光は必要ありません。それどころか、変色の原因になるので、日陰干しにしましょう。
この際、ついでにブラッシングをしておけばホコリが取れ、起毛も整ってふわふわになります。ブラシは洋服用の柔らかめのものを使い、軽くなでる程度で十分です。
洗えばきれいになるのは確かですが、まずは「洗濯表示」をチェックしましょう。アクリルや綿のもののほとんどは自宅での洗濯も可能です。ただし、その中でも洗濯機の使用が可能なもの、手洗い限定のものなどがあります。
カシミヤ・ウール・シルクのものは一般的にはクリーニング店に出す必要がありますが、必ずしもそうとは限りません。やはり洗濯表示に従いましょう。
洗濯する場合、頻度は1カ月に1回程度がめどです。ただし、ブラッシングなど日ごろからお手入れしているのならば、それ以下でも大丈夫です。
洗濯機に要注意
「洗濯機マークがあるから」といって必ずしもそのまま洗濯槽に入れていいわけではありません。もちろん、毛布のサイズや厚みにもよりますが、洗濯容量が5キログラム以上あるものを使いましょう。でないと、十分に回らない可能性が出てきます。また、できれば毛布・布団用の特大の洗濯ネットを使うようにしましょう。
洗剤は綿毛布ならば洗浄力重視で大丈夫でしょう。アクリルの場合はおしゃれ着用中性洗剤が安心です。洗濯コースは「手洗い」「弱水流」といったできるだけ弱めのものを選択します。
半乾きのときに、ブラッシングすると滑らかでふわふわになります。ぜひお試しください。
直に触れることも多い毛布は睡眠を左右する
最近は「布団の上に毛布を掛ける」といったこともよく推奨されていますが、これはあくまで、「布団や毛布の素材によってはそのほうが効率よく温度が上がる」といった話です。毛布を直に使うのがおかしいわけでも、珍しいわけでもありません。直に使うのならば、いっそう清潔さを保たなければいけませんし、肌触りも大事です。しっかりとお手入れしたいものです。
毛布が洗える・洗えないも含めて、寝具については知っているようで知らないことがたくさんあります。一度ジョイフルエーケーの担当者にご相談いただけないでしょうか。特に、屯田店と大曲店ならば特に「ねむり本舗」というまくらと布団の専門店も設けています。