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イスの修理を自分でできたらいいなぁ……という方必見のDIY紹介



家具の中で、比較的よく壊れるのがイスでしょう。

特に座面のクッションは破れたりぺしゃんこになったりします。

また、中にはガタつき始めたものもあるかもしれません。

買い替える前に、まずは自分での修理を検討してみましょう。



座面の修理

高級なものでもない限り、意外に簡単に作られています。

ひっくり返して構造を見てみましょう。

多くのものは、ビニールや布をホッチキスのような針で止めているだけです。

これならばすぐに張り替えができます。



張り替え


この針をタッカー針といいますが、まずはこれを外します。

マイナスドライバーとペンチがあれば大丈夫です。

これだけで、表面やクッションなどが取り外せるでしょう。


代わりが同じ素材である必要はありません。

自然な手触りが好みならば厚手の布、汚れにくさを重視するのならばフェイクレザーがいいでしょう。

中身は、硬めが好きならばチップウレタンか高反発ウレタン、柔らかめならばウレタンスポンジ緩衝材か低反発スポンジを使いましょう。


表面も中身も取り外したものを参考に同じ形に切ります。

あとはタッカーで元通りに貼り付けていきます。


工具類として必要なのは、タッカー(ガンタッカー)ぐらいです。

2,000円前後から十分実用に耐えるものがあります。



座面の板の交換


座面が割れている場合もあるでしょう。

その場合は、同じ厚みの板を用意しましょう。

元のものを重ねて置き、鉛筆で周囲をなぞって型を採ります。

シンプルな四角系ならば手引きのノコギリで十分です。

曲線があるのならば、電動工具のジグソー(曲線びき用)が便利です。


それら以外に、カット面を滑らかにするためのヤスリがけ、固定するためのネジ止めなどがありますが、DIYとしては初歩の初歩なので、心配する必要はありません。



ガタツキの修理

これは簡単にできるものと、プロでないとできないものがあります。


簡単にできるのは、全体がビスで組んであるものです。

多くの場合、長年使っているうちにビスが緩んできたのがガタツキの原因です。

ドライバーを使ってしっかり締め直しましょう。

この際、いったん解体して、接合部に接着剤を塗るといっそう頑丈になります。


修理が難しいのは、接着剤だけで止めてあり、すでに隙間ができている場合です。

この隙間に接着剤を流し込む人もいるでしょう。

しかし、接着剤は密着していないと効果を発揮しません。


もしも、押し込むことで密着ができるようならば、接着剤を塗った上でクランプなどで長時間固定します。



塗装がはげている場合


ニスが塗ってあり、それがはげている場合、塗り直しをするのもいいでしょう、しかし、はげているのがごく一部だけの場合、家具補修用のペンを使う手もあります。

様々な色が用意されているので、はげていない部分と同じ色も見つかるでしょう。


同様に家具補修用のクレヨンもあります。少しの削れならばそれを埋めることもできるのがペンとの違いです。



DIYの入り口に最適なイスの修理

一般的なイスならば構造は簡単なので、DIYの入門に最適です。

しかも、テーブル・机、ラックなどに応用の利くものばかりです。

購入した工具類も無駄にはなりにくいでしょう。


特に座面の張り替えは、イスをよみがえらせるだけではなく、自分の好みのものに生まれ変わらせることができます。

それには、表面や中身の素材や厚みが重要です。

それらの品ぞろえが十分なジョイフルエーケーで手にとって確認してもらえば、「こんなイスにしたい」といったイメージも膨らむはずです。ぜひ、お越しください。

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