東日本大震災(2011年)はまだまだ記憶に新しいところです。
その後も、熊本地震(2016年)、西日本豪雨(2018年)などもありました。
日本中どこに住んでいても自然災害に遭う可能性はゼロではありません。
これらのニュースを機に、防災グッズをそろえた人もいるでしょう。
しかし、それらは本当にいざという時に使えるようになっているでしょうか。
もう一度、チェックしてみましょう。
防災グッズには2種類ある
どこまでを防災グッズと考えるかは人によって 違いがあります。
しかし、主に次の2つのグループに分けて、それぞれに必要なものをそろえておくのがいいでしょう。
被災時に持ち出すもの(第1次備品)
災害が発生したら、まず自分の安全を確保するために逃げる際に持っていくものです。次のようなものがあります。
・印鑑、貯金通帳、現金、身分証
・防災ずきん(あるいはヘルメット)、手袋、救急箱、毛布、着替え、雨具、タオル類、ティッシュペーパー
・懐中電灯、ろうそく、ライター、万能ナイフ、携帯ラジオ、電池、使い捨てカイロ、ポリ袋
・食料(乾パンや缶詰)、飲料水
3日〜1週間程度の生活に耐えられるもの(第2次備品)
地震や水害、火災などが収まったあとに家に戻り、救援物資が届くまでの間に使うものを用意します。
これらの中であえて最も欠かせないものをいえば食料品類で、特に飲料水が最重要です。
「非常用食料品」として売られているものでそろえるか、普段食べているものを余分に買って保存しておくかは迷うところです。
もし、しっかりと管理でき、一定量を必ず確保できる自信があるのならば、普段食べているもので長期保存できるものにしてもいいでしょう。
・食料(乾パンや缶詰に加えて、インスタント食品、アルファ米など)、飲料水
・カセットコンロ、燃料、なべ、食器
・毛布、着替え
・懐中電灯、電池
・簡易トイレ、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、せっけん、歯磨きセット
・ビニールシート
意外と知らない!防災グッズの賢い保管場所はどこ?
第1次備品の場合、「すぐに持ち出せる」ということが大事です。
もちろん、リュックサックなどに詰めておき、そのまま持ち出せるようにしておくのが理想です。
印鑑や貯金通帳などはふたつ用意することは難しいかもしれません。
しかし、食料や着替えなどは問題はないでしょう。
ひとつは玄関や寝室など家の中に置き、もうひとつは車に積んだままにしておくのもいい方法です。
状況によっては備品までが被災して、使い物にならない可能性もあるからです。
第2次備品の場合は食料品が中心なので、やはり台所に置くのが一番管理しやすいでしょう。
しかし、「水害に遭う可能性のあるエリアに住んでいる」といった場合は、2階などに保存するべきです。
これは「ハザードマップ」などでしっかりと確認しておきましょう。
豊富なスタッフが的確にアドバイスさせていただきます。
買うだけじゃ安心できない防災グッズ
昔から言い古されている言葉で 「災害は忘れたころにやってくる」という言葉があります。
備品をそろえるときには熱中していても、いざというときにはすでに熱も冷め、「どこに置いたかわからない」「必要なものが足りなくなっていたのに気が付かなかった」といったことも起きかねません。
それだけに、「管理しやすいようにしておく」というのもとても大事です。
「何をそろえておけばいいか」「どういった管理方法をすればいいか」についても、ぜひジョイフルエーケーにおまかせください。
売り場の担当者が、あなたのご家庭に合った備品と保管方法をご提案いたします。