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良い土づくりの味方。堆肥の使い方のポイント

草花や野菜を元気に育てるためには、すべての基礎となる「土」が重要なポイントです。

良い土を作るために活用したいのが、堆肥。

堆肥とは、家畜のふんや落ち葉、木の皮などの有機物を発酵させ、土に有機物を供給する土壌改良のための資材です。

今回は、堆肥の使い方のポイントについてご紹介します。


作付け前の土の状態を確認する

堆肥は、微生物が有機物を分解した後に無機栄養素に変換して、ようやく植物が吸収できる状態になります。

その効果は緩やかに長く持続し、約1年間ほどです。植え替えや作付けのタイミングで再度堆肥を与え、土の状態を調整する必要があります。

 

土づくりを始める前に、作付け前の土がどのような状態かを確認しましょう。

手で土を触って団粒構造の状態を確かめたり、pH試験紙を使って酸度濃度を確認したりと、細部まで確認しておくことで適切な堆肥の量を把握できます。

必要に応じて、酸度の調整も済ませましょう。

栄養バランスを調べるには、簡易土壌診断キットなどを使うのがおすすめです。



堆肥を与える


雑草や小さな石などを取り除いてから、堆肥を与えていきましょう。

堆肥の種類によって含まれる栄養分が異なるため、施用量も異なります。

説明をよく読み、施用量を守って必要な散布量を測ります。

 

区画全体にまんべんなく撒いて、大きな土の塊がなくなるようクワで耕します。

植物がバランスよく栄養を吸収できるよう、30cmくらいの深さを目安にしっかりと耕しましょう。



石灰資材を与える


堆肥を与えてから1週間後に、土壌酸度の調整のため苦土石灰などの石灰資材を与えます。

石灰資材は、堆肥や肥料と同時に与えるとアンモニアガスが発生するリスクがあります。

石灰資材を与えた後は、必ず1週間ほど時間をおきましょう。

 


元肥を与える


元肥を与えて、堆肥に含まれる栄養分を補います。

緩効性化成肥料だと、ゆるやかに長く効果が持続するため良い状態の土が保てます。

未発酵の有機質肥料を使う場合は、まいてからさらに2〜3週間おきましょう。



堆肥を活用してお庭を元気に!

今回は、堆肥の使い方のポイントについてご紹介しました。

フカフカのよい土を作るためには、堆肥は欠かせない園芸資材です。

正しい使い方をマスターし、おいしい野菜やきれいな草花が育つ土台を用意しましょう。


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