「犬か猫を飼いたいけども、臭いがどうしても気になる。また、臭いをさせないように手入れをするのはとても大変だ」といったことでペットとの生活をあきらめている人はいないでしょうか。
いっそのこと発想を変えて、「臭いのしないペットを選ぶ」と考えてみてはいかがでしょう。犬や猫以外にも生活にうるおいを与えてくれるペットはたくさんいます。
ペットの臭いの原因
猫の場合はオシッコが特に臭うので、トイレの清掃を怠ると部屋中が臭います。
犬の場合は次のような原因で臭いがします。
アポクリン腺からの汗
人間と同様にサラサラとした汗を出すエクリン腺と粘り気のある汗を出すアポクリン腺を持っています。
これも人間同様に臭いのもとになりがちなのはアポクリン腺からの汗です。
ただ、人間の場合、アポクリン腺は脇の下などごく一部にしかないのに対し、犬の汗腺はほとんどがアポクリン腺です。
しかも、その汗が体毛と絡んでしまいます。
口臭
食べ残しなどで口の中が不衛生になり、雑菌が繁殖してそれが臭うことが少なくありません。飼い主が歯磨きをしてやることでいくらかは防げますが、それも限界があります。
また、内臓の調子が悪くて、喉(のど)の奥から臭いがしていることも少なくありません。
肛門嚢
肛門嚢(こうもんのう)と呼ばれる分泌物をためる袋が肛門の近くにあります。
この分泌物は通常ならば便と一緒に排出されます。
しかし、それがうまくいかずに残ったままになり、魚が腐ったような強烈な悪臭がする場合があります。
分泌物がスッキリと出るかどうかは個体差が大きく、特に小型犬や肥満した犬でため込んでしまうことが多いようです。
分泌物は飼い主の手で押し出すことができますが、できればトリミングなどのときにトリマーさんなどにやってもらったほうが無難です。
そのほか
これら以外では、「体調が悪いために、大便が一層強烈に臭う」「特に耳の垂れた犬種の場合、耳の穴の通気が悪くなって、外耳炎になる。それが臭いの元になる」などが考えられます。
臭いが少ないペット
「犬や猫は臭いが大変そうだ」となると目がいくのは、いわゆる小動物でしょう。
しかし、中にはフェレットのように犬や猫以上に体臭のきついものもいるので、注意が必要です。
以下はトイレの清掃などをしっかりしていれば大丈夫なものの代表です。
ハムスター
体臭はほとんどありません。
また、小さいので、あってもそれほど気にならないでしょう。
ハムスターの中でも種類によってやや異なるのですが、一般的には砂を入れた容器を置いておくとそこで決まって小便をします。
また、大便はあちらこちらでしますが、草食動物の便なので臭いはきつくはありません。
砂や床材などを頻繁に変えることで臭いは防げます。
ウサギ
ハムスターとほぼ同じで、小便はほぼ決まったところでします。
大便はあちらこちらでしますが、やはりあまり臭いません。
爬虫類(はちゅうるい)
やはり、体臭はほとんどなく、臭うとしたら大便・小便です。
こちらは、トイレのしつけも不可能なので、やはり床材を頻繁に換えるのがポイントです。
また、コオロギなどの生き物をエサにしている場合、この食べ残しはすぐに取り去るようにしましょう。これが臭いのもとになっている場合があります。
また、キョーリンの「レオパゲル」のように、昆虫の代わりになるように開発された配合食を使った場合、大便の臭いが少なくなる場合があります。
金魚・熱帯魚
当然、金魚・熱帯魚もフンをします。しかし、フンに含まれ、臭いの元になるアンモニアはすぐに亜硝酸・硝酸塩に分解されます。
これらがたまりすぎないように時々水を換え、また、分解にために働くバクテリアが活動しやすいようにエアレーション(空気の送り込み)をします。
また、砂利やスポンジなどバクテリアの巣にになりやすいものも入れておきましょう。
これらをやっておけば、水が臭くなることはありません。
飼い始める前に十分考えてみましょう
犬や猫の臭いに困らないようにするためには、どの飼い主も決して少なくない手間を掛けています。
それができずに飼ってしまうと、あとでせっかくのペットを持て余してしまうことにもなりかねません。
まずは、ハムスターやウサギなど臭いが問題になりにくく、初心者にも飼いやすい小動物から始めてみてはいかがでしょうか。
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