バーミキュライトって何?
ガーデニングを始めると、避けて通れないのが土のこと。
土壌をうまく改良すれば、作物を育てやすい土を作ることができます。
その中でも「バーミキュライト」は定番中の定番と言えるでしょう。
バーミキュライトとは、苦土蛭石という鉱物を加工し、ガーデニング用として使用できるようにしたものです。
酸化ケイ素や酸化マグネシウム、酸化アルミニウム等の成分からできており、通気性、保水性、保肥性に優れています。
産地によって色合いが異なりますが、光沢があるのが特徴です。
バーミキュライトの効果や使うときのポイント
バーミキュライトの効果
保水性と排水性のバランスの良さ
バーミキュライトは原料を高温で熱して精製するのですが、その際に大きく膨らみ、ミルフィーユのように薄い層が積み重なった構造になります。
そのため空気や水を通しやすく、土の排水性を向上させる効果が期待できます。
保肥性
バーミキュライトの構造には多数の穴があり、そこに水や肥料を蓄えることができます。
断熱性
バーミキュライトはたくさんの穴が空いている構造なので、そこに空気がたくさん含まれています。そのため、空気の層が外からの熱を遮断し、土の中の温度を一定に保ってくれます。
保温性
断熱性と同様に、外が寒い時には冷気から空気の層が守ってくれ、土の中を寒さから凌いでくれます。
軽い
空気がたくさん含まれているので、とても軽く通常の土の10分の1程度の重さです。
ベランダや吊り鉢など重くできない場所にも利用できますし、ガーデニングの際に重い土を運ぶ労力から解放されます。
無菌
無菌で、さらに中性なので、菌に弱い発芽や挿し木の際にも利用できます。
使うときのポイント
バーミキュライトは土壌改良材なので、使用する際には基本的には他の土と混ぜて使用します。
混ぜる量で重さが変わるため、例えば種まきの際には芽が伸びるまではバーミキュライトの分量を多くして軽くし、大きくなると他の土の分量を増やして土を重くします。
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