昔から、身近なパワースポットとして大切にされてきた神棚。
しかしいざ自分の家に祀るとなると、正しい祀り方が分からず困ってしまう方も多いでしょう。
そこで今回は、神棚の正しい祀り方や方角、お供え物についてご紹介します。
そもそも神棚とは?
そもそも神棚とは何なのか、その役割がよく分からないという方も多いのではないでしょうか。
神棚とは、その名の通り神道において神様を祀る場所です。
よく混同されがちな仏壇は、御本尊である仏様とご先祖様を祀る場所。
神棚では日本古来の神々を祀ります。
一般家庭に神棚が広まったのは、江戸時代のことと言われています。
伊勢神宮の神主さんが日本各地を旅しながら、伊勢神宮の御札を配って歩いたことがきっかけで庶民にも神棚の文化が広がりました。
神棚を祀るのに適した場所と向き
神棚は神様を祀るところなので、日当たりの悪い場所や汚い場所は向きません。
なるべく天井に近く、明るくきれいな場所がおすすめです。
人が通る出入り口は避けて、人の目線よりも上の位置に設置しましょう。
神棚の向きは、一般的には南向きか東向きが良いと言われています。
部屋の北側か西側に神棚を置く場所を用意しておくと良いでしょう。
神棚のお供え物
神棚へのお供え物は、基本は米・塩・水の3つです。
「高杯」には米、「水玉」には水、「皿」にはお塩を入れて、それぞれ1つずつ用意します。
米を入れた高杯を中央にして、左に水、右に塩を配置します。
毎月1日と15日には、お酒や榊、山海の物をお供えしましょう。
神棚を正しく祀って心の拠り所に
今回は、神棚の正しい祀り方や方角、お供え物についてご紹介しました。
神棚ははるか昔から、暮らしの多様化に合わせて、様々な形に変化しながら受け継がれてきました。
神様に向かってお祈りする時間は、心安らぐひと時になるはずです。
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