好奇心旺盛で自由気まま、まさに「我が道をいく」代表格の猫。
植木鉢をひっくり返したり、じゃれて手に噛みついたりと、困ったイタズラに悩まされている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、猫のイタズラをやめさせるしつけのコツをご紹介します。
叱らなくても良い環境づくり
猫は基本的には、しつけが難しい動物です。
飼い主に従い、学習や訓練を楽しめる犬とは異なり、猫は長時間何かに集中して取り組むということに不向きです。
猫のイタズラを防ぐために最も効果的な方法は、「叱らなくても良い環境をつくる」ことです。
猫の気持ちや習性、行動範囲を考えて、事前に対処することでイタズラされないように先回りしましょう。
例えば、猫が好きそうなものや倒しそうなものは、猫の手の届かない場所に隠します。
その場ですぐに叱る
猫を叱るときは、その場ですぐに叱ることが重要です。
時間が経った後や、その場から離れた後で叱っても、猫は何に対して叱られているのか理解できません。
訳も分からず叱られても、猫にとってはただ緊張して不安な気持ちになるだけで、別の問題行動を引き起こす可能性もあります。
叱る際は、「ダメ!」「ノー!」などなるべく短い言葉を強く言うことで、猫が理解しやすくなります。
音や水で気づかせる
どうしてもイタズラを防げないときは、音や水で気づかせるのもひとつの手です。少量の水をスプレーでかけたり、手を叩いて大きな音を出したりすることで、猫が驚いてイタズラ行動を止められます。
この際、音や水の原因が人間であると気づかれると信頼関係が崩れる可能性があるため、猫に気づかれないように行いましょう。
いたずら好きな猫と上手に付き合おう
今回は、猫のイタズラをやめさせるしつけのコツをご紹介しました。
マイペースでイタズラっ子な猫のしつけは、じっくりと時間をかけて根気強く行う必要があります。
なぜイタズラをするのか、猫と向き合い気持ちを考えることで対処しやすくなるでしょう。
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