猫のおやつは何をあげる？種類と選び方をご紹介

愛猫とのコミュニケーションやしつけに役立つ猫用おやつ。近年ではペーストタイプやドライタイプなどさまざまな種類が販売されるようになり、どれを選んだら良いのか悩む方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、猫用おやつの種類と選び方についてご紹介します。

猫におやつは必要？

そもそも、猫におやつは必要なのでしょうか。

栄養の観点からいえば、基本的には猫におやつは必ずしも必要というわけではありません。

普段食べているフードが必要な栄養がバランスよく配合された「総合栄養食」であれば、そのフードと水だけで健康は維持できます。

しかしおやつを与えることで、猫とのコミュニケーションを深めることができます。

飼い主が猫に愛情を伝えるひとつの手段として、過剰摂取にならない範囲で与えると良いでしょう。

猫用おやつには、大きく以下の4種類があります。

・ドライタイプ

・ペーストタイプ

・ジャーキータイプ

・フリーズドライ、素材そのままタイプ

カリカリとした食感のドライタイプは、飼い主の手からでも与えやすく、しつけや外出時に便利です。

1粒ずつ与えられるためカロリーを調節しやすく、食べ過ぎが心配な猫にもおすすめです。

水分量が多く柔らかいペーストタイプは、硬い物が苦手な猫でも食べられるため、子猫やシニア猫に適しています。

また水分補給にもなるため、猫に多い下部尿路の健康維持にも効果的です。

牛肉や鶏肉、サーモンなどの素材を乾燥させたジャーキータイプは、噛み応えがあり、猫が食いつきやすいおやつです。

猫によっては丸呑みして消化不良を起こしたり、のどに詰まらせたりすることもあるため、食べやすい大きさにカットしてあげるなどの工夫が必要です。

フリーズドライや素材そのままタイプは、素材の栄養素を損なわずに摂取できるため、食が細い猫や栄養不足が心配な猫におすすめです。

ふりかけとして普段のフードにかけて使うこともできます。

今回は、猫用おやつの種類と選び方についてご紹介しました。

栄養的には必ずしも必須ではない猫のおやつですが、猫にとっては特別な楽しみになり、コミュニケーションを深められます。

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