飼い主にとってはあまり気にならないどころか、愛おしくさえ聞こえるペットの鳴き声。
しかし東京都環境局によると、犬の鳴き声は90dBから100dBと言われており、ピアノや電車と同程度の値です。
第三者からすると騒音と捉えられ、集合住宅ではトラブルになることも。
そこで今回は、ペットの鳴き声によるトラブルを防ぐ防音対策についてご紹介します。
吸音材や防音パネル・シートを取り付ける
ペットの鳴き声による防音をしっかりと行うためには、吸音と遮音の両方に対する対策が必要です。
スポンジ状の素材の吸音材を天井や壁に設置することで、ペットの鳴き声の音の反響を抑えてくれます。
さらに遮音対策を行うことで、室内で発生した音が外部に漏れにくくなります。
壁に防音パネルやシートを取り付けるほか、厚地のカーテンを設置するのも効果的です。
近年でははがしやすいシールタイプの防音パネルやシートも販売されているので、現状復帰が必要な賃貸にお住まいの方にはおすすめです。
ドアの防音には隙間を埋めるテープ
窓や壁だけでなくドアの隙間からも音は漏れやすいため、防音対策が必要です。
音漏れを防ぐには防音ドアに交換するのがオススメですが、費用がかかる上、賃貸住宅ではドアを交換できない場合もあります。
手軽に対策するなら、ドアとドア枠の隙間を埋めるテープを活用しましょう。ホームセンターでも購入できて、簡単に貼り付けられます。
しつけやトレーニングで改善する
犬の場合は、しつけやトレーニングで吠え癖を改善することもできます。
要求吠えには反応しないようにして、「吠えても思い通りにならない」ということを犬に学習させます。
吠え癖を治すには時間がかかりますが、根気よく続けることが大切です。
犬のしつけのプロであるドッグトレーナーに依頼するのもひとつの手です。
猫の場合、しつけは難しいものの、運動不足やストレスを解消することで、鳴かない環境をつくることはできます。
猫が遊べるおもちゃやキャットタワーを用意して、1日の中で短時間でも猫と向き合い遊ぶ時間をつくりましょう。
ペットの騒音トラブルを防ごう
今回は、ペットの鳴き声によるトラブルを防ぐ防音対策についてご紹介しました。
外への音漏れを防ぐには、壁や窓、ドアへの防音対策が重要です。
吸音材や防音パネル、ドアの隙間にテープなどを設置して、さらにペットが鳴かないための対策も行いましょう。
防音アイテムを揃えるなら、ぜひジョイフルエーケーへご来店ください。