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犬と猫、同じ「飼い方」してませんか?歴史から見る犬と猫の違い

2大ペットといえば、やはり犬と猫でしょう。

どちらを選ぶにしても、それぞれの特徴をしっかりと理解しておかないと、「失敗した」といったことになりかねません。

また、両方飼う人はいくら自分のところの犬と猫が仲良しでも、飼育方法やかわいがり方には違いをつけなければいけないのは、いうまでもないことです。

 


犬と猫ではこんなに違う!歴史やそこからくる性格などを解説


犬と猫の共通点は、「飼っている人がたくさんいる」「寿命は15年程度」ぐらいです。

あとはまったくといっていいぐらいに違います。

 

両者の違いを考えるには、「どうやって人間と一緒に暮らすようになったか」と考えるとわかりやすいでしょう。

 


犬の歴史。いつから人間と一緒に過ごしたの?

よく知られているように、犬の祖先はオオカミです。

その中に、「狩猟の時についていって、獲物を追い立てると人間が喜ぶ」「家の前にいて、危険な動物が近づいたときに吠(ほ)えると、人間にも役に立つ」、さらには「そうやって近くにいれば食べ物を分けてもらえることがある」といったことを覚えるものがでてきました。

一説には一番初めは40万年から30万年前です。

 

代を重ねるに連れ人との距離が近くなり、2万年か1万5千年前には完全に人に飼われるようになりました。

「家畜化した」ということですね。

 

このころは主に狩猟犬や番犬としてがその役割でした。牧畜が始まると牧羊犬にも使われ、近代・現代になると軍用犬・盲導犬・介助犬なども登場しました。こういったように使われ方が様々なので、それぞれに合うように盛んに品種改良されました。種類が多いのはそのためです。ただ、現代では一部にはこれら使役犬も残って入るものの、ペットとして飼われるものがほとんどになっています。

 

日本にはいつからいたかはよくわかっていません。

しかし、縄文時代の遺跡からも犬の骨が見つかることから、それよりも前だったことははっきりしています。

 


猫の歴史。どうやって人間と一緒に過ごすようになった?

猫と人間のかかわりは約9,500年前からとされています。

犬と比べるとごく最近ですよね。

 


農耕を始める前は、人間も動物を捕って食料にしていました。

猫とは食料が重なり、互いに競い合うような相手でした。

しかし、人間が農耕を始めると穀物などの貯蔵庫にねずみなどが巣くったり、食い荒らしたりするようになります。

これを退治するために飼われ始めたのが猫の家畜化の始まりです。

猫にすれば、本能のまま狩猟をしているだけなので、特に訓練をする必要もありませんでした。

 

おそらくはこういった関係がアフリカ北部か中近東で始まり、そこから世界に広がりました。

日本へはシルクロード、中国と経て、6世紀半ばにやってきたと考えられています。

やはり、穀物を食い荒らしたり仏教の経典をかじったりするネズミなどを退治するのに重宝されました。

 


歴史から見る犬と猫の性格の違いって?

 

もともと、犬は野生時代からグループで狩猟していたために、今でも社会性があって飼い主にもよくなつきます。

訓練も可能です。縄張り意識もほとんどありません。

 

一方の猫は自立性が高く、なついても「ツンデレ」といった感じにしかなりません。

訓練らしい訓練は不可能です。

縄張り意識が強いために、「引っ越しした先から、勝手に自分だけ元の家に戻ってしまった」といったこともたまに起こります。

 


犬・猫にそれぞれ合った飼い方を


このように犬と猫はまったく違います。

また、特に犬の場合、品種ごとの性格の違いや必要な運動量、体の大きさも異なります。

もし、ペットコーナーなどで「かわいいから」だけで子犬や子猫を買ってしまうと、後悔することになるかもしれません。

 

もし、自分で調べてもよくわからないときは、ジョイフルエーケーにお越しください。犬にも猫にも詳しい担当者がどんな質問にもお答えします。

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