災害時のトイレ事情
トイレの数が限られていて常に列ができている、汚れやニオイなどの環境が悪いなど、災害時のトイレ事情は快適とはいえないことも多いのが現状です。
また、避難所に十分な数のトイレが設置されるまで数日を要することも知っておく必要があるでしょう。
避難者の3割が使用できる数を確保するまでに3日間以上かかったケースや、十分な数を確保するのに1ヶ月以上かかったケースも多々あります。
そのため、できるだけトイレの回数を減らそうと、飲食を控える方が多くなりがち。
これが水分不足を招き下肢静脈血栓ができやすくなり、エコノミークラス症候群となってしまう方も実際にみられます。
災害時は、ストレスの多い生活となるため、いつも以上に”当たり前のことが当たり前にできる”ことが大切です。
そこで、災害時の我慢を最小限にするための備えとして、「ポータブルトイレ」が注目を集めています。
ポータブルトイレってどんなもの?
水を使用しないのが大きな特徴で、便器の代わりとなる袋と水分を固める凝固剤がセットになっているのが一般的です。
トイレ1回ごとに袋の口を縛って処分するため、ニオイが出にくく衛生を保ちやすいというのも大きなメリット!
設置するための専用便座もありますが、段ボール箱や既存の便座に設置しても使えるなど、臨機応変に対応ができます。
避難所など人の目がある場所での使用を想定し、トイレ空間を確保するためのテントを準備するのもおすすめです。
トイレ問題は備蓄で解決
災害時のトイレの問題は深刻であり避難所でのトイレ事情は想像を絶するものですが、食料などに比べ認知度が低いため備えている方も少ないようです。
ジョイフルエーケーでは役立つ情報を提供するのはもちろん、その他の防災グッズと同様に防災トイレにも力を入れておりますのでお気軽にご相談ください。