毎年猛烈な暑さに見舞われる日本列島。
この夏もエアコンが大活躍だったご家庭も多いのではないでしょうか。
暖房器具に徐々に切り替わるこの時期、そろそろエアコンのお手入れをしてみませんか?
今回は、エアコンのお手入れ方法と室外機の雪対策についてご紹介します。
フィルター掃除が重要!自分でできるエアコン掃除
エアコンを長期間使用していると、エアコン内外にほこりといった汚れが溜まってきます。
これを放置していると故障や、臭いやカビの発生につながりますのでこまめなお掃除が必要です。
機種によってお手入れできる範囲が違いますので、まずは取扱説明書を読むことをお忘れなく。
共通して自分でお手入れできる範囲は外カバーとフィルターです。
最初にエアコンの電源プラグを抜き、本体カバー全体についたほこりを掃除機で取り除きます。
また、フロントパネルを開けてフィルターや吹き出し口、風向きを調節するルーバーなどに付着したホコリを吸い取ります。
水洗いできるフィルターは台所用の中性洗剤をぬるま湯で薄め、歯ブラシなどを使って洗います。
複雑な構造をしているエアコン内部の洗浄は、高い専門知識が必要になるためプロのクリーニング業者にお任せしましょう。
汚れがちな室外機のお手入れ方法
屋外に設置されているため、風雪やほこりにさらされがちな室外機は、お手入れをしていつでもきれいな状態を維持したいもの。
まずはエアコンの室内機の電源プラグを抜いて、安全な状態で行います。
次に吹き出し口に草や枯れ葉が挟まっていないか確認し、ブラシで使って掃除しましょう。この際、歯ブラシを代用すると便利です。
つづいて室外機の外カバーを柔らかい布で拭いて汚れを落とします。
汚れがひどい場合は、柔らかいブラシなどで先にほこりをさっと払ってから、水やぬるま湯で濡らした布で拭き取ると良いでしょう。
冬期間一切エアコンを使用しない場合は、すっぽりと覆うことのできる室外機カバーをかけておくと翌年も綺麗な状態で使えます。
室外機は高めの置台や防雪カバーで雪対策
積雪のある地域では、冬期間何もしないと室外機が雪で埋れてしまうことがあります。
室外機の吹き出し口・吸い込み口が塞がれてしまうと、ファンが雪で目詰まりしてしまい、本来の性能を発揮しづらくなってしまいます。
地域の平均的な積雪より高くなるよう、壁面に高さのある置台などを設置して、室外機を雪で埋もれない高さまで上げましょう。
また、吹き出し口・吸い込み口に風雪が入り込まないように、防雪フードがあるとさらに安心。
なかには置き台と防雪フードが一体化した便利な商品もあります。
寒冷地エアコンには室外機に凍結防止用のヒーターが搭載されてはいますが、室外機の周り30cmほどは常に除雪して空気の通り道を確保できるようにしましょう。
定期的な掃除でエアコンの性能を長期的に維持
今回は、自分でできるエアコンのお手入れ方法と室外機の雪対策についてご紹介しました。エアコンは今や寒冷地でもなくてはならないものになってきています。エアコンの性能を最大限活かすためにも、お手入れは必須です。
エアコンの雪対策やお手入れグッズを揃えるなら、豊富に取り揃えているジョイフルエーケーへぜひご来店ください。