和室には欠かせない日本の文化である、障子。
しかし小さな子どもやペットがいる家庭では、破れたり汚れたりしがちです。
そこで今回は、自分でできる障子の張り替え方をご紹介します。
意外と簡単に張り替えられるので、破れた障子を放置せずきれいに一新しましょう。
障子はどれくらいで張り替える?
破れたり汚れたりせずとも、障子には寿命があります。
湿気を吸い込んで徐々に劣化し、日に焼けて変色してしまうことも。
障子紙の種類や質にもよりますが、およそ3年で張り替えるのが目安です。
湿気の多い梅雨や雨の日はピンときれいに張り替えやすいため、おすすめのタイミングです。
障子の張り替えに必要な道具
障子の張り替えに必要な道具は、以下のとおりです。
・障子紙
・障子紙はがし剤
・障子用のり
・障子紙用カッター
・障子紙用カット定規
・スポンジ
・はがし用ヘラ
障子紙には、和紙製のものとプラスチック製のものなどさまざまな種類があります。
また両面テープタイプ、のりタイプ、アイロンを使うタイプなど種類によって張り方も異なるため、自宅の障子に合ったものを選びましょう。
今回は、のりタイプの張り方をご紹介します。
実は簡単!障子の張り替えの方法
まずは障子の桟にはがし剤を塗り、古い障子紙をはがします。
全体がはがれたら、残った紙をスポンジで取り除きます。
桟を十分に乾かし、障子を平らなところに置いて障子紙を貼る位置を決めます。
障子紙をテープで1ヵ所固定したら、障子の1/3〜2/3ほどまで広げます。
位置が決まったら、水を加えて伸ばしたのりを桟に隅々まで塗ります。
たるみが出ないよう、障子紙をゆっくり転がしながらピンと張り、中心から外側に向かって桟全体を押さえます。
障子紙専用の定規を使って余分な障子紙をカットしたら完成です。
障子を張り替えて気分もリフレッシュ
今回は、障子の張り替え方をご紹介しました。
障子が破れたり劣化したりしていると、せっかくの和室も魅力が半減してしまいます。
きれいな障子に張り替えることで、お部屋の雰囲気もパッと明るくなります。
意外と簡単にできるので、ぜひ挑戦してみてください。
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