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川の氾濫リスクに備えて簡単にできる対策って?

北海道では8月9月が台風シーズンで、降水量も一年で最も多くなります。

エリアによっては冬場の豪雪による降水量の方が多いように感じている人もいるかもしれませんが、実は例外はありません。

川が氾濫(はんらん)したり土砂崩れが起こったりするのももっぱらこの季節です。

特に川のそばに住んでいる人は注意したいものです。

 


夏は特に注意したい水害のリスク

北海道での台風被害といえば、2016年がまだ記憶に新しいところです。

本州までは大きな被害をもたらしても、北海道に来る時には台風も温帯低気圧にまでパワーが弱まることが大半です。

しかし、この年は7号、11号、9号、10号とわずか半月ほどの間に4つもの台風が北海道を襲い、30人以上の死者・行方不明者を出しました。

 

「北海道だから」といってひとごとではいられないのはこのことからも明らかです。

特に近年は異常気象も多く、ゲリラ豪雨と呼ばれるような1時間あたりの降水量が50mmを超えるようなことも珍しくありません。

 


洪水の警報の種類にはどんなものがある?


洪水などの水害に備えるには、まずは気象情報に注意しましょう。

雨に関するものとしては軽いものから順に、早期注意情報(レベル1)、大雨洪水注意報(2)、大雨・洪水警報(3)、土砂災害警戒情報(4)、大雨特別警報(5)とあります。

 

川の情報は「指定河川洪水予報」として、特に水害の起こりそうな河川ごとに発表されます。

こちらは4種類で、氾濫注意情報(レベル2)、氾濫警戒情報(3)、氾濫危険情報(4)、氾濫発生情報(5)となっています。

 

雨に関するものも川に関するものも、レベル2で「避難方法確認」、レベル4で「全員避難」などと気象庁では指導しています。

 


洪水に対する備えとは

これらの災害に対する備えで、まっ先にやっておくべきことはハザードマップのチェックです。

これは各自治体が作るもので、エリアごとに「水害に遭いそうなところ」「土砂災害に遭いそうなところ」などが地図に示されています。

危険性の高い場所に住んでいるのならば、なおさら備えを十分にする必要があるのはいうまでもないことです。

 

その上で、公民館など避難場所になりそうなところまでの道順も確認しておきましょう。

もちろん、山間の細い道や川のそばなどはできれば避けるようにします。

また、仕事や学校などへ昼間は外に出ている家族がいるのならば、落ち合う場所や連絡の取り方も決めておいたほうがいいでしょう。

災害時に携帯電話が使えるとは限りません。

 

「いざというときに持ち出すものはリュックサックなどに詰め、取り出しやすいところに保管しておく」「避難所ができたり、救援物資が届くまで持ちこたえられるだけの食料と飲料水を用意しておく」といったことは、地震などほかの災害対策と変わりはありません。

 

日ごろの小さな取り組みが災害時には大きい効果に


最初は力を入れてそろえた防災グッズ も、次第に忘れ去られがちになります。

こういったことがないように、できれば家族での避難訓練も定期的に実行したいところです。

 

必要な防災グッズや避難の仕方はエリアごとにいくらか違いが出てきます。

なので、店舗スタッフからアドバイスをもらい、グッズを選ぶにも地元のお店が役に立ちます。

北海道にお住まいならば、ジョイフルエーケーこそが地元を知り尽くしたお店です。

 

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