今や生活に必須となったスマートフォン。
さらにコンセントがなくても、スマホの充電ができる便利なモバイルバッテリーは、外出先で気軽に充電ができる手軽さから、多くの人が活用する身近なモバイルアイテムとなっています。
なかには停電時などの災害用として備えている人もいるのでは。
今回はそんなモバイルバッテリーの処分方法についてご紹介します。
モバイルバッテリーの寿命は1~3年
モバイルバッテリーにはリチウムイオン電池が内蔵されています。
このリチウムイオン電池に蓄えられた電気を用いて充電します。
ちなみにモバイルバッテリーは一般的に1〜3年ほどで寿命を迎えると言われています。
ただし、毎日充電して使うような高頻度で利用しているなら、1年もたたずに寿命を迎えてしまうなんてことも。
回数にして300~500回程度の充電サイクルが目安となります。
寿命が近づいたモバイルバッテリーは、ある日突然使えなくなるわけではありません。
充電に従来より時間がかかるようになった、突然電池切れになってしまう、充電する際に異常に発熱するなどの症状が現れてきます。
こんな症状が続くようであれば買い替えのサイン。
無理に使い続けると、バッテリーが膨張してきたり、発火などの大きな事故を引き起こしてしまうことも。
最近劣化してきたな、と感じたら早めに買い換えることが安全にもつながっているのです。
火災の可能性も!家庭ごみは絶対N G
不要になった古いモバイルバッテリーはどう処分するかご存知でしょうか?
行政によってリチウム電池の処分方法は異なりますが、ほとんどの自治体で家庭ごみとしての収集を行っていません。
強い衝撃が加わると発火の恐れがあるため、安全性の問題から回収していないのが理由です。
しかし、家庭ごみとして「燃えないごみ」あるいは外側がプラスチックだからという理由で「プラスチックごみ」として誤って処分してしまい、ごみ収集車やごみの選別工場が発火してしまったという危険な事故が実際に起こってしまっています。
身近にあるモバイルバッテリーの回収拠点
モバイルバッテリーの処分方法は自治体により異なります。
まずは居住地のリチウム電池回収方法を自治体のホームページなどを参考に調べてみましょう。
また、家電量販店やホームセンター、大型のスーパーなどにリチウム電池のリサイクルBOXが設置されている場合が多いです。
まずは近くのお店で確認してみましょう。
つぎにスマートフォンの契約を行っている携帯電話販売の店舗でも不要になったモバイルバッテリーを回収してもらえる場合があります。
ただし、購入した店舗に限ることもありますので、必ず引き取ってくれるというわけではありません。こちらも事前の確認が必要です。
欠かせないからこそ正しく使う&処分方法を守ろう
今回は、モバイルバッテリーの処分方法についてご紹介しました。
資源の有効利用はもちろん、思わぬ事故防止のためにも正しい処分方法を知ることが大切ですね。
気軽で便利なモバイルバッテリーをはじめ、スマートフォンアクセサリーなど豊富に取りそろえているジョイフルエーケーへぜひご来店ください。