ポカポカと心地の良い気候になってくる季節ですが、この時期になると花粉症に悩まされる方も多いのではないでしょうか。
子どもでも花粉症になる恐れはあるため、辛い症状が出る前に予防を行うことが大切です。
今回は、子どもでも花粉症を予防する方法についてご紹介します。
北海道特有の白樺花粉とは
本州では花粉症と言えば主にスギ花粉が原因ですが、北海道では春の花粉症は白樺花粉が原因であることが多いです。
一般的なスギ花粉は1月ごろから飛散しますが、北海道や東北では4月中旬~5月上旬頃になると白樺花粉が飛散し始め、比較的短い期間で飛散します。
白樺の花粉は、直径が1ミリメートルの40分の1前後。
白樺の花粉を吸い続けることで、これまで症状がなくてもある年突然花粉症を発症することもあります。
主な症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどです。
ほかの樹木の花粉症と概ね似ていますが、口腔アレルギーを引き起こす恐れがある点が白樺花粉の特徴です。
子どもでも花粉症になる
近年、子どもの花粉症は年々増えています。
早い子だと0歳からでも花粉症になることがあり、もともとアレルギー体質の子どもは発症のリスクが高まる傾向があります。
また、冬生まれの子どもは生まれてすぐに花粉に接触するため、小さい内に発症する恐れがあると言われています。
乳幼児は、花粉症の症状があっても上手く伝えることができません。
保護者が気を付けて、早めに予防と対策を行う必要があります。
子どもの花粉症の予防方法
花粉症を予防するには、花粉との接触をできる限り避けることが最も大切です。
できるだけ花粉が鼻や目から体内に侵入しないようコントロールすることで、花粉症になるリスクを下げられます。
屋外に出るときはできるだけメガネやマスクを着用するようにすると、鼻や目から侵入する花粉の量を減らせます。
帰宅後には衣類に付着した花粉を払ってから室内に入り、手洗いや洗顔を行います。
部屋を適度に加湿して、こまめに掃除することも大切です。
加湿器で室内の湿度を高く保つことで、室内に入ってしまった花粉が飛散しにくくなり、粘膜のバリア機能も保たれます。
また花粉が多い日は外に洗濯物を干さず、なるべく室内干しにしましょう。
花粉症を予防するには、免疫力を高める「免疫ケア」も大切です。
花粉症は、花粉を異物として認識して抗体をつくる「免疫反応」が過剰になることが原因のひとつです。
免疫力を高めることで、免疫反応が過剰になることを防ぎ、花粉症をはじめさまざまな病気を予防することに役立ちます。
免疫力を高めるには、バランスの良い食事や規則正しい生活、適度な運動などを心がけることが重要です。
子どもの花粉症を予防しよう
今回は、子どもでも花粉症を予防する方法についてご紹介しました。
本州では主にスギ花粉が飛来しますが、北海道では特有の白樺花粉が飛来します。
花粉症を防ぐには、花粉との接触をできる限り避け、鼻や目から体内に侵入しないよう気を付けることが大切です。
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