時代と共に人とペットの関係性は変化し、現代ではペットも大切な家族の一員として捉えられることが多くなりました。
亡くなったときも人と同じように供養したいと考える方も多く、ペット用の仏壇への需要も高まりつつあります。
そこで今回は、ペット用仏壇の必要性と選ぶポイントについてご紹介します。
ペット用仏壇の必要性史から考える仏壇の意味
ペット用仏壇は、必ず用意しなければいけないという決まりはありません。
しかし家の中にペット用仏壇があることで、いつでもお供えしたり手を合わせたりすることができます。
思い出の品や写真を一緒に飾ることで、姿は見えなくても、ペットのことをより身近に感じられる魅力もあります。
家族として共に暮らしてきたペットを亡くすことは、飼い主にとってはとても辛く悲しい出来事です。
悲しみが重症化し、心の病や身体の不調を引き起こす「ペットロス症候群」に陥る方も多いです。
ペット用仏壇を用意することで、ペットを亡くした悲しみを癒し、ペットロスを和らげることにもつながります。
また亡くなったペットにとっても、飼い主が自分のことを忘れずに想いを届けてくれることで、天国で安らかに過ごせるでしょう。
ペット用仏壇を選ぶポイント
ペット用仏壇と一口に言っても決まった形はなく、幅広い種類があります。
ここではペット用仏壇を選ぶポイントについて見ていきましょう。
一緒に飾りたいものに合わせたサイズ
ペット用仏壇のサイズは、シンプルで小さなものから、仏具を飾っておける大きな仏壇までさまざまです。
「写真をたくさん飾れるスペースがほしい」「骨壺も仏壇と一緒に置いておきたい」「お花を供えたい」など、仏壇を置くスペースや仏壇と一緒に置きたいものに合わせて選ぶと良いでしょう。
仏壇と一緒に飾るものは、人の仏壇と同じようにお位牌、お仏具、お線香、ローソクなどを飾るほか、骨壺や写真、ペットが愛用していたリードやおもちゃなども多いです。
ご先祖様の仏壇があるならコンパクトなものを
ご先祖様の仏壇がある場合は、コンパクトなタイプの仏壇がおすすめです。
仏教では、人と動物の仏壇と一緒にすることはあまりよくないこととされています。仏教観においては、人間とペットが住む世界は明確に分かれており、生まれ変わる世界にも違いがあるためです。
自宅にご先祖様の仏壇がある場合は、仏壇を置くスペースも限られてしまいます。場所を余分に取らないよう、コンパクトな仏壇を選ぶと良いでしょう。
庭やペット霊園で供養する
室内に仏壇を置くスペースを用意できない場合は、庭やペット霊園で供養するという方法もあります。
自宅の庭に小さな墓石や墓石プレートなどを作れば、いつでもペットを想い、対話できます。
庭がなくても、お寺によってはペット専用の霊園が設けられているため、こちらを利用するのもおすすめです。
お寺に供養をお任せできるため、万が一自分で管理することが難しくなった時でも安心です。
大切なペットを心を込めて供養しよう
今回は、ペット用仏壇の必要性と選ぶポイントについてご紹介しました。
ペットも大切な家族の一員だからこそ、亡くなっても身近に感じていたいもの。
ペット用仏壇を用意すると、いつでも手を合わせてペットのことを想うことができます。
ペット用仏壇を揃えるなら、豊富に取り揃えているジョイフルエーケーへぜひご来店ください。