青々とした美しい芝生の絨毯で、子供を自由に遊ばせたり寝転んだりしたい」そんな願望を抱く方は多いのではないでしょうか。
大変そうに思える芝生ですが、実は初心者でも簡単に張ることができます。
今回は、芝生張りに最適な時期と、芝生の張り方の種類についてご紹介します。
芝生の下地づくり
芝生を張るには、土台となる下地作りがとても重要です。
芝生は風通しや、水はけのいい土地を好みます。
水はけを良くするために、まずは芝生を張る場所を耕し、土中にある小石や雑草を取り除きましょう。
そして元の土壌を掘り出し、サラサラとした砂を敷きます。
その上に園芸用の土や培養土などを敷くことで、水はけがよく芝生に適した土壌になります。
水たまりで芝生が傷むのを防ぐため、下地の表面は凹凸ができないように均します。また水が流れるように傾斜をつけることも大切です。
芝生張りの最適な時期は?
芝生を張るのに適した時期は、一般的には3月中旬〜5月末頃までです。
北日本では4月頃からの暖かくなってきた時期を目安にすると良いでしょう。
この時期以外でも、真冬や真夏を避ければ1年を通して芝生を張ることは可能です。
しかし春は芝生の根が伸びやすく傷みにくいため、初心者でも定着させやすいです。
5月末ごろまでに張っておけば、その後は梅雨に入り頻繁に雨が降るため、水まきの必要がなく管理も楽になります。
秋に芝生を張ると冬を迎えたときに芝生の生長が止まるため、土に根が張りづらくなる恐れがあります。
芝生の張り方の種類
芝生の張り方には、以下の4種類があります。
・ベタ張り
・目地張り
・市松張り
・すじ張り
ベタ張りは、隙間を作らずびっしりと芝生を敷き詰める方法です。
目地が十字にならないよう、上下の列で少しずつずらしながら敷きます。
寒地型芝生の場合はベタ張りが一般的です。
目地張りは、3~5cmほど間隔を空けて張る方法です。
ベタ張りと同様、上下の列で少しずつずらしながら敷きます。
芝生の間の間隔は、芝生の生長とともに埋まっていき、春に張れば秋頃には目立たなくなります。
市松張りは、その名の通り市松模様になるように、1枚おきに芝生を張る方法です。
順調に生育すると徐々に全面が芝生に覆われます。
ほかの張り方と比べると、面積に対して芝生を張る枚数が少ないため、コストを抑えられます。
しかしそれまでに時間がかかることと、雑草処理に手間がかかることがデメリットです。
すじ張りは、5~10cm幅にカットした芝生を横一列に張っていく方法です。
列同士の間隔は、5~10cmほど空けます。
竹串などで固定するとずり落ちず、傾斜した土地に張るときに向いています。
適した張り方で理想の芝生のお庭に
今回は、芝生張りに最適な時期と、芝生の張り方の種類についてご紹介しました。芝生の張り方にはさまざまな種類があり、それぞれメリット・デメリットがあります。いつまでに一面を芝生にしたいか、どのような土地に芝生を張るかなど、条件に合わせて張り方を選びましょう。
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