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冬に植えっ放しで大丈夫? 耐寒性のある植物を紹介!


ガーデニングの本やサイトの多くは東京や大阪あたりの気候を想定して書かれています。

「耐寒性がある」「冬越しできる」と紹介されている樹木や草花でも北海道ではそのとおりにはいきません。

また、「その程度のことはわかっている」という人でも、「特に寒さに強い」といった宣伝文句を信じて同じ失敗をしがちです。

おそらくは、多くのみなさんが思っているよりも、もうひとつ上の耐寒性を考えないといけないようです。

 


北海道では一段上の耐寒性が必要

 

まず知っておかなければいけないのが、東京などとの気温の違いです。

 

気象庁の1981年から2010年の観測値によると、厳冬期である1月の最高気温・平均気温・最低気温と、年間の平均気温は次のようになります。

 

 

1月最高気温

1月平均気温

1月最低気温

年平均気温

札幌

-0.6

-3.6

-7.0

8.9

仙台

5.3

1.6

-1.7

12.4

東京

9.6

5.2

0.9

16.3

大阪

9.5

6.0

2.8

16.9

 

 

札幌の最低気温は、東京よりも約8度低く、大阪との比較ならば約10度も差があります。

札幌同様に寒い地方と考える人も多い仙台とでさえ、5度以上も差があります。

 

年平均気温10度以下の寒さのせいで農作物が育ちにくい土地を「寒冷地」と呼びます。

ピックアップした中では札幌だけが寒冷地です。

また、北海道の中では札幌よりも厳しい寒さのところは決して珍しくありません。

一般的な情報に従っていては、ガーデニングに失敗するのも無理はないでしょう。

 

庭木などの耐寒性とは 

耐寒性」とはかなりあいまいな言葉です。しかも、これもまた多くの場合、東京や大阪あたりを基準にして考えています。

もしかしたら、東京あたりでの「特に手間を掛けなくても越冬できる」程度のことを指しているかもしれません。

 

北海道でそのまま越冬できる庭木は?

 

では、「実際にはどういった庭木や草花ならば、特別な対応をしなくても越冬できるか」かです。

これについてはアメリカ農水省が出している「USDA Plant Hardiness Zone」を高く評価する人もいます。

しかし、北海道など日本のエリアはカバーしておらず、また、ピックアップされている樹木も日本でも見られるものとは限りません。

 

結局のところ、地元の植木屋さんなどの専門家に尋ねてみるか、周辺の庭や公園に生えているものを参考にするのが現実的でしょう。

それでもあえて、「札幌あたりならば大丈夫そう」というものを挙げると、次のようになります。順番はより寒さに強いものから先にしてあります。

 

カラマツ、ポプラ、ヤマザクラ、イチョウ、スギ、ソメイヨシノ、ケヤキ、クリ



 もっと身近な専門家はホームセンターにいる

 

「地元の専門家って、どうすれば見つかるのか」と難しく考える必要はありません。

ジョイフルエーケーにお越しいただければ、担当者が相談に乗らせていただきます。

また、苗木などの品ぞろえも、もちろん地元の気候に合ったものを中心にしてあります。

 

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