写真立てDIYで思い出の価値をプラス
Instagramをはじめとする写真共有サービスが全盛のいまですが、数年前にはレンズ付きフィルムの「写ルンです」が若い世代を中心に再熱していたのも記憶に新しいのではないでしょうか。
撮影もシェアも便利な時代だからこそ「現像して出来上がるまでが楽しみ」「手元に残る」といったことの価値が増しているのかもしれません。
今回はDIYでできる「写真立ての作り方」についてご紹介します。
写真立てDIYの方法
写真立てDIYの流れは大きく以下の通りです。1つずつ見ていきましょう。
① 設計
② 材料調達
③ 加工
①設計
入れる予定の写真に合わせて写真立てを作らないと、「せっかく作ったのにサイズが合わない」ということになりかねません。
まずは完成形を設計します。
DIYで写真立てを作る場合は、写真の大きさを自由に想定できます。
複数の写真を組み合わせたオリジナルのフレームを作るのもおすすめです。
それぞれの写真のサイズは、以下の通りですので、これらを参考に「どんな完成形にしたいか」を設計してみましょう。
L判:89×127mm
ポストカード:90~127×140~157mm
2L判:127×178mm
A5:148×210mm
六つ切:203×254mm
A4:210×297mm
四つ切:254×305mm
A3:297×420mm
さらに、写真立ての機能も設計していきます。
縦向きか横向きか、スタンドタイプか壁にかけるタイプか、作りたい写真立てを紙に描いていきましょう。
設計図には材料のサイズも記載しておくと、材料調達の際に便利です。
②材料調達
必要な材料を調達します。
フレームから自作する場合は、ベニヤ板などの薄い板が加工しやすいです。
そこまで強度を必要としない写真立ては、釘を打ち付けなくてもボンドで組み立てられます。
手軽にDIYを楽しむなら、市販のフレームに装飾していくのもおすすめです。
③加工
設計図に沿って、材料を組み立てていきます。
塗装したり、好きなパーツを取り付けたりして、オリジナリティあふれる写真立てを作りましょう。
写真立ては「手作りプレゼント」にもおすすめ
写真立てDIYは「不器用で細かい作業は苦手」という方や小さな子供でも、気軽に楽しめます。
大切な人と映った写真を写真立てに収めて、「手作りプレゼント」にもぴったりです。
手作りの写真立てなら、既存のものと違って写真のサイズや組み合わせなどを自由に設計できるので、よりいっそうの思い入れが湧いてくるはずです。
写真と一緒にメッセージを添えたり、思い出の写真に合わせたデザインにしたりと工夫を凝らすことで、写真に写った思い出がさらに特別なものになるはずです。
ぜひ、写真立てDIYをマスターして、思い出を彩ってみましょう。