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仏壇にお供えするご飯の意味とは。盛り方やルールも解説

仏壇へのお供えは「五供(ごくう)」と呼ばれる5つが基本です。

宗派によって違いはあるものの、「ご飯・お水・お線香・ろうそく・お花」をお供えします。

中でもご飯は、私たちが日々食べるものでもあり、身近なお供え物です。

そこで今回は、仏壇にお供えするご飯の意味、ルールや盛り方についてご紹介します。



仏壇にご飯をお供えする意味

仏壇にご飯をお供えすることを「飮食供養(おんじきくよう)」と言います。

仏壇にお供えするご飯は一般的に「仏飯(ぶっぱん)」と呼び、浄土真宗大谷派では「お仏供(おぶく)」、そのほかにも「香飯(こうはん)」や「お鉢(おはち)」など、地域や宗派によってさまざまな呼び方があります。

どの呼び方であっても根底にあるのは、仏様やご先祖様に対する感謝や供養の気持ちです。

日本では古くからご飯を主食としてきたため、最も身近な食べ物であるご飯をお供えすることで仏様やご先祖様とより強く繋がることができると言われます。



仏壇にご飯をお供えする際のルールとは


では、仏壇にご飯をお供えする際はどのようにしたら良いのでしょうか。

家庭や宗教によって細かな違いはあるものの、一般的なルールについてご紹介します。



タイミングは「朝一番」

仏壇にご飯をお供えするタイミングとして一般的なのは、「朝一番」です。

一日の始まりにお供えすることで、一日の安全や家族の健康をお祈りできます。

また朝食を食べるタイミングでお供えすると、「今日も飢えることなく、元気においしいご飯をいただけて感謝しています」という仏様やご先祖様へのメッセージを伝えられます。



炊き立てを仏壇専用の仏飯器に盛る

仏壇にご飯をお供えする際は、仏壇専用の仏飯器に盛りましょう。

特に決まった盛り方はありませんが、湯気が出ている炊きたてのご飯を盛るのがおすすめです。

実は仏様はご飯そのものではなく、ご飯の湯気を召し上がっているとされています。

仏様に湯気を届けるために、炊き立てのご飯をお供えして湯気が立たなくなるまで置いておきましょう。

浄土真宗ではご飯の盛り方に決まりがあり、本願寺派と大谷派によっても異なるため注意が必要です。



正しくご飯をお供えしよう


今回は、仏壇にお供えするご飯の意味、ルールや盛り方についてご紹介しました。

ご先祖様と仏様への敬意を込めて、日々お参りする場所である仏壇。

正しくご飯をお供えして、今日も一日おいしくご飯を食べられることに対して感謝を伝えましょう。


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