top of page
JAKロゴ(白文字)

これは便利、高圧洗浄機 洗車の仕方とその注意点


少し前までは家で洗車をする場合、水を掛けるのはホースでした。

あるいはバケツですね。

高圧洗浄機となると、わざわざ洗車場に行き、そのたびにお金を支払って使うものでした。

しかし、家庭用の高圧洗浄機が出回るようになり、サイズも値段も手ごろなところまで来ています。

今回はこの高圧洗浄機を使った洗車の手順と注意点をご紹介しましょう。



高圧洗浄機とは

 

「便利そうだな」とは思っても、どう便利はしっかりと理解してない人もいるようです。

また、メリットも実は便利さだけではありません。


高圧洗浄機で洗車するメリット

高圧洗浄機の最大のメリットは、もちろん車に付いた泥などがいっぺんに落ちることです。

かつては、大半の人がホースの口を狭めていくらかでも水の勢いを増そうとしたことがあるでしょう。まったくパワーが違います。

 

長いノズルが付いていることにも注目しましょう。

このおかげで、タイヤやホイールを洗うときもほとんど屈まずに済みます。

屋根のときも体を乗り出して、しかも手を一杯いっぱいに伸ばす必要もありません。

車体の裏もこのノズルを突っ込んで、洗いたいところに向けるだけです。

 

洗車時間が短くなるだけではなく、力を入れたり無理な姿勢を取ったりしないので、疲れ方もまったく違います。

 


水が高圧で噴き出すわけ

実は水道代もホースでやるよりは安く済みます。

というのは、決して大量に水を使っているから勢いよく出ているわけではありません。

家庭用の高圧洗浄機の場合、モーターでシリンダーを動かして水圧を高め、押し出しているだけです。短い時間で洗車が終わる分、水道代はむしろ安く済みます。

 


メーカー

高圧洗浄機を手がけたメーカーはそれ以前にもあったようです。

しかし、今でもトップメーカーとして知られるドイツのケルヒャーが、温水高圧洗浄機を開発したのは、1950年でした。しばらく鳴かず飛ばずだったもののだったものの、1970年代ごろから業務用の高温高圧洗浄機が受け入れられ始めます。

 

そのケルヒャーが家庭用の高圧洗浄機を出したのは1984年でした。

今では家庭用だけに限っても、マキタ、アイリスオーヤマ、ボッシュ、リョービといったメーカーも参入しています。

 


選び方

 この乱立気味のメーカーの中から、1台を選ぶのは大変です。

チェックポイントとしては、もちろん値段や耐久性もあるでしょう。

ただ、これはどんな機械類を買う場合でも同じです。

 

高圧洗浄機だからこそ気にしなければいけないのは、汚れを落とす能力に直結する水圧です。

それも2種類ある水圧のうちの「最大吐出圧力」よりも「常用吐出圧力」を重視しましょう。使い方を考えると、瞬間的な圧力よりも出し続けることのできる水圧のほうが大事です。

 

また、手に持って使うことと家の庭で使うことを考えると、振動の大きさと音の大きさも気にしたほうがいいでしょう。

また、洗剤用のタンクが付いていて、水といっしょに使うことができるものもあります。もちろん、洗浄力はさらに上がります。

 


高圧洗浄機機での洗車手順

使い勝手も洗浄効果も高い高圧洗浄機ですが、正しい手順で使うことで、いっそうこれらメリットが生きます。

 

・カンカン照りや風の日は避ける

 

夏場の晴天の日など、あまりに高温の日は避けるようにしましょう。

高圧洗浄機で洗った後の水が乾燥し、その中の成分がペイントにこびりついてしまいます。

1回ごとにこびりつく量は少なくても、シャンプーなどでは落ちにくく、どんどん蓄積してしまいます。

特に色の濃いボディーの場合、シミのようになってしまいます。

 

風の強い日は、せっかく洗ってもその直後にはホコリや砂が飛んできます。

また汚れてしまうだけではなく、それに気が付かずにスポンジでこすりでもしたら、ペイントを傷めてしまいます。

 

・基本は上から下

 

下の部分を洗ってから上を洗うと、汚れが混じった水が流れ落ちてきて、せっかくきれいにしたところも汚してしまいます。

ですから、洗う順番は上から下が基本です。

ただし、タイヤまわりだけは特に汚れていることが多いので、屋根よりも先に洗い、上から順番に来たときにもう1度洗うようにしましょう。

 

・カーシャンプー

 

一通り水で洗い終わってから、カーシャンプーで洗います。

その泡はまた、高圧洗浄機で落とせばいいでしょう。

 

注意点

 家庭用の高圧洗浄機ならば、強力といってもボディーなどを凹ませるほどではありません。

しかし、それも使い方次第です。

1カ所に集中的に使うことはやめておきましょう。

また、樹脂やゴムなどの劣化しているパーツも避けましょう。

ヒビなどを拡大してしまいかねません。

 


家屋や庭にも出番が多い高圧洗浄機

高圧洗浄機は、家の外壁・庭のコンクリートや石畳の汚れ落としなど、ほかにも使えるところはたくさんあります。

そのいずれでも、時間短縮と労力削減になりますので、1回でも使ったら手放せなくなるでしょう。

 

ただ、メーカーや機種などでの違いも大きいので、詳しい人のアドバイスは不可欠です。

詳しいスタッフもいるジョイフルエーケーで手にとって比べてみてはいかがでしょうか。

きっと、あなたの納得のいく高圧洗浄機が見つかるはずです。

bottom of page