花壇や門扉、塀、外壁など、お庭のさまざまな場所で活躍してくれるレンガ。
とはいえレンガにも幅広い種類があるため、どれを選べば良いのか悩んでしまいますよね。そこで今回は、レンガの種類と選び方についてご紹介します。
レンガの種類
さまざまな種類があるレンガですが、大きく以下の2種類に分類されます。
・日干しレンガ
・焼成レンガ
日干しレンガ
日干しレンガは、粘り気のある土と砂、水を混ぜ合わせ、型に流し込んで天日乾燥させて作ったものです。
シンプルな製法ながら水への耐性が強く、古くから作られてきました。
焼成レンガ
焼成レンガは、材料自体は日干しレンガと変わりませんが、日干しレンガよりも手間と時間をかけて作られます。
まず粘土状の生地を2日ほど寝かせ、型に入れて乾燥させます。仕上げに高温で焼き上げて完成です。
焼成レンガは、下記の2種類にさらに分類されます。
・耐火レンガ
・普通レンガ
耐火レンガは、高温や直火に強く、水に弱いレンガです。普通レンガは主に赤レンガのことを指し、耐水性は高いものの耐火性は低いです。
新しいタイプのレンガ
上記の2種類以外にも、さまざまな種類のレンガがあります。
エコレンガは、近年登場した新しいレンガです。
多種類の産業廃棄物を活用して作られており、製造工程で二酸化炭素を排出しないエコなレンガとして注目されています。
そのほか、珪藻土や発泡セラミックを使用した「軽量レンガ」や、内部が空洞になっており断熱性や防湿性を持つ「空洞レンガ」などもあります。
用途別のおすすめレンガ
ここでは、用途別のおすすめレンガについて見ていきましょう。
花壇を作るなら「普通レンガ(赤レンガ)」
花壇を作るなら、「普通レンガ」がおすすめです。
花壇は頻繁に水やりをするため、水に強いレンガが向いています。
普通レンガは比較的価格が安いため、低コストで済むという点もメリットです。
暖炉やピザ窯を作るなら「耐火レンガ」
暖炉やピザ窯を作るなら、耐火性のある「耐火レンガ」がおすすめです。
耐火レンガは、 一般的に1,000度以上の熱に耐えられるように作られています。
普通レンガには耐火性がないため、高温の状態になるとレンガが割れてしまい、機能を果たさなくなる恐れがあります。
場合によっては暖炉やピザ釜全体が倒壊してしまうこともあるため、とても危険です。
低めの塀や囲いを作るなら「空洞レンガ」
低めの塀や囲いを作るなら「空洞レンガ」がおすすめです。
軽量で扱いやすく、またデザイン性が高いため組み合わせによって自由な表現ができます。お庭をおしゃれに装飾したいときにぴったりです。
レンガを上手く使いこなそう
今回は、レンガの種類と選び方についてご紹介しました。
レンガは、ヨーロッパ風や和モダンな雰囲気などどんなお庭にも馴染み、おしゃれに演出してくれます。
お庭の雰囲気や使用場所によって最適なレンガを使い分けて、理想のお庭を作り上げましょう。
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