合板は薄い木の板(ベニヤ板)を複数枚、ボンドなどで貼り合わせたものです。
木の種類によって合板の名前も変わって、多くの種類があります。
コンクリートパネル用、構造用、見せる用。
今回は代表的な合板をいくつかピックアップしてご紹介します。
合板ってなに?
合板は、薄い木の板をボンドなどで貼り合わせたものです。
「ベニヤ板」のほうが馴染みある言葉かもしれませんね。
ベニヤを数枚重ねたものが合板です。
よく似たものとして、コンパネ(コンクリートパネル)があります。
コンクリートの型枠として使われていて、表面はオレンジ色のツルツルとした触り心地が印象的です。
厚みは12mmが一般的であり、コンパネも合板同様にベニヤ板を数枚合わせたものとなっています。
合板の種類と特徴
合板にはいくつも種類ありますので、代表的なものをご紹介します。
ラワン合板
樹種「ラワン」から取れたもので作られた合板。
ホワイトラワン・レッドラワンなどと呼ばれることもあり、白色と赤に近い茶色の色をしています。
他の合板と比べて価格が安いこともあり、一番使われている合板です。
シナ合板
シナノキから取れたもので作られた合板。
「シナベニヤ」と呼ばれることもあります。
白に近い色をしており、キレイな表面をしているのが特徴です。
人に見られる場所に使うにはシナ合板がおすすめ。
ただし、合板の中では高価な部類に入るので注意が必要です。
針葉樹合板
赤松・ヒノキなどの針葉樹から取れたもので作られた合板。
構造用として使われることが多く、表面があまりキレイではありません。
見えるところ・触れるところに使う場合にはヤスリがけ必須の合板です。
OSB合板
木材を破片状にして接着剤・高温プレス処理で板材にしたもの。
他の合板と違って、見た目が小さな木片の集まりなのでワイルドな印象を受けると思います。
DIYでも利用されることは多く、元々の風合いを生かすように使われています。
MDF
粉砕した木片を接着剤で固めたもの。
粉砕されたものの集まりなので木目・方向性がありません。
しかしながら、強度が一定・断熱性・遮音性が高いといったメリットもあります。
木材と違ってネジや釘は効きにくいので注意が必要です。
合板は適材適所で使いましょう
合板は種類・厚みを考えるとものすごく種類が多くなります。
それぞれの場所に合った合板を選んで使ってみてください。
ジョイフルエーケーでは様々な種類の合板を取り揃えていますので、あなたのDIYライフを豊かにすることができます。