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灯油のホームタンクをセルフチェック

いよいよ室内の暖房が必要なシーズンの到来。

一軒家に住んでいる方、灯油のホームタンクのセルフチェックは、済んでいますか?

設置から年数を経ているタンクは、知らないうちに劣化が進んでいることもあります。

ぜひ一度、自分の目で点検してください。


■目に見える鉄サビは灯油の大敵!

今回は、大曲店の資材館にある建築資材コーナーへ。


担当の磯見さんに、注意点を聞きました。

「まず気をつけて見たいのは、タンクの脚の部分がサビていないかどうかと、土台にしっかり固定されているか。脚には重みがかかるため、サビたまま放置していると折れてしまうことがあります」と磯見さん。


折れた部分から灯油がもれることもあるので、サビついている場合には交換がおすすめです。


タンク本体も、塗料が剥げた部分からサビが進行すると、穴が開いてしまうことがあります

剥げは放置せずに、防サビ剤入りの鉄製品用ペイントで補修を。


塗料コーナーに行くと、サビの上からそのまま塗れる「鉄部用スプレー」が各色並んでいます。

ハケで塗るタイプもあるので、使いやすいほうを選びましょう。


細かいサビ落としは不要ですが、凹凸がある場合は塗装前に紙やすりなどで整えて。


■タンク内部や給油口、部品にも気を配る

タンク用ストレーナーのフィルターが黒く変色している時は、ろ過機能が低下して本来の役割を果たせていない場合があります。


また、ストレーナーカップに破損が見られると、油がもれる原因にもなるので交換してください。


古いタンクは、すでに部品自体が製造されていない場合もあり、40~50年使用して老朽化した物はタンクごと交換が必要かも知れません。


また、タンクに中身が半分しか入っていない状態のままで夏を過ごすと、外気温の変化によって内部で結露が起こることも。


結露の水分がサビの発生につながり、灯油の流れが悪くなるケースも少なくありません。

灯油はできるだけ満タンを保ちましょう。


ホームタンクには、灯油の減り具合を目視できる「油量ゲージ」が付いています。

このゲージが劣化したり破損したりすると、正しい油量を計れないので、正常に動いているかを確認しましょう。


また、灯油の盗難から給油口を守るため、南京錠を取り付けられるキャップカバーも販売中。

同様に、銅製の配管を切断などから保護するためのカバーなども揃っています。


冬シーズン前のチェックが間に合わなかった人は、春の雪どけ後でも良いので、ぜひ一度、ホームタンクの点検とメンテナンスを。



※この記事の商品情報は掲載日時点のものです。商品の仕様や価格、店舗の取扱い状況は変更になる場合がございます。予めご了承ください。

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