日差しが和らいできて、春も本番。
お花見にわくわくする人がいる一方で、「ああ、今年もこの時期が来てしまったか」と憂鬱な表情を浮かべているのが、花粉症に悩む人たちではないでしょうか。
24年の北海道のシラカバ花粉飛散量は、例年より非常に多いという予報も。今回は「家の中に花粉を入れない」対策法をご紹介します。
■網戸や通気口から入る花粉をシャットアウト
自らも長く花粉症に悩まされているという大麻店の上村さんに、ジョイフルくんが話を聞きました。
「この春は雑貨コーナーのレジ前に、花粉症対策グッズのコーナーを設置しました。
外出時はマスクをしますが、アレルギー症状が出て辛いのは建物の中も同じ。
自宅ではマスクをつけないので、家の中に花粉が入るのをいかに防ぐかが大切です」。
まずオススメしたいのは新商品の「網戸フィルター」。
マスクメーカーが開発した商品で、帯電効果のあるシートを網戸に貼り、窓を開けて換気する際に、細かい粒子の侵入をブロックします。
キャッチフレーズは「窓にもマスクを」。
これをソファの近くや寝室などの窓に貼ることで、家でのリラックスタイムに鼻がグズグズするのを防ぎます。
壁の通気口(換気口)にも対策を。
「アレルブロック」は、抗アレル物質加工の薄手フィルターです。汚れをふき取り、乾いた状態で粘着シートを貼るだけなので簡単。
丸形用のミシン目が入っているので、サイズに合わせて切り取って使えます。
また、意外と気づかないのが、通気口内部のフィルター。
こちらは資材センターに各種サイズが並んでいます。半年でかなり汚れるので、定期的に交換して花粉や粉塵を防ぎましょう。
■外出前と帰宅時にできる、簡単対策法
コートやジャケットなどの上着には、外出先で知らず知らず花粉が付いてしまうことも。
それを防ぐ新商品が「クリーニング屋さんの静電気&花粉ガードスプレー」です。
出かける前に衣服にひと吹きすることで、静電気が帯電しにくくなり、花粉の付着を低減。「エレガード」も同様で、衣類の静電気を防ぐことによって花粉を持ち込まない効果があります。
服を着たまま使える速乾性なので、玄関に1本置いておくと便利です。
そして、帰宅時にぜひ使いたいのが、強接着タイプのコロコロ。家に入る前に、玄関で衣類の表面をコロコロすることで、手で払うだけでは落ちない、細かい花粉やホコリを除去できます。花粉は、ツルツルの素材よりも布製品に付着しやすいので、布製のバッグや靴にも使ってみてください。
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