日に日に気温が下がり、冬の足音が聞こえてくると、気にかかるのが暖房費。
ただでさえ食品ほか多くのものが値上がりし家計を圧迫している中、ため息しか出ません。
今回は灯油やガスなどの暖房効率をアップするお助けアイテム、窓貼り断熱シートの使い方を聞きました。
早めに準備して、おうちの省エネ化を進めませんか。
■厚手の新商品が登場!
屯田店の塗料売り場には、断熱用「マドピタシート」のコーナーができています。
種類は大きく分けると、従来の水貼りタイプと、水もテープも不要のタイプ。
今年のおすすめは、全面粘着でラクラク貼れて、はがすのも簡単な「水もテープもいらないマドピタシート」です。
しかも今季は、これまでの「3層」よりさらに厚い、極厚の「5層」が登場しました。
「約7mmと厚さが増した分、保温効果も約24%アップしています」
と、売り場担当の三浦さん。
「室内の熱は窓からの放熱が一番大きいんです。2重サッシの窓が増えたので貼らない人も多いと思いますが、内側に貼ることで効果はあると思いますよ」。
ただし、ガラスの中に鋼が入ったものや複数層など一部のタイプは、内外の気温差が大きくなると割れる危険性があるため貼ることができません。
窓に貼るだけでなく、パーテーション型の「冷気ストップあったかボード」もあり、こちらはスースーする足下からの冷気を遮断します。
夜遅くまで起きて勉強している受験生の机の下に置いてもいいし、窓の大きい家や木造の一軒家ではより効果的。
簡単に動かせるので、ダイニングテーブルの下に置いたり、ペットのケージを囲んだり、用途に合わせていろんな使い方ができるジョイ!
■かわいい柄のシートがたくさん
とは言っても、「貼ると見た目があまり…」と思ってしまう人もいるでしょう。
実は今のマドピタシート、かわいいデザインのものがいっぱいあるのです!
写真のパンダ柄のほか、雪の結晶とトナカイの北欧調、ペンギン柄などなど。表も裏も柄が入っていて「猫好きの方に、ネコちゃんの柄も人気が高いです」と三浦さん。
道具もいらず手軽に貼れて、室内を暖かく、窓をかわいらしく演出できるアイテムです。
使用にあたって気を付けることは、外気との温度差によって生じる内側の「結露」。
住宅の造りによって結露状態には差があります。
軽減するためには、下のほうにだけ「吸水シート」を貼ること。
「防カビ成分が入っているので、微生物や気になる匂いを分解してカビの発生を防いでくれますよ」(三浦さん)。
今年初めて「マドピタシート」を使う人は、念のため用意しておくと安心です。
購入する際は、貼る窓のサイズを測ってから出かけること。
本格的に雪が積もる前に準備しておくジョイ!
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