抜いても抜いても生えてくる雑草は悩みのタネ。
生命力の強い雑草に立ち向かう、除草剤や除草シートなどのお助けグッズが、ジョイフルエーケーには豊富にそろっています。
屋外での除草作業は、ぜひ暑い夏を迎える前に終わらせたいものです。
■粒剤は持続性、液体は即効性
大麻店の園芸用品売場で、担当の杉本さんに、家庭用の除草剤についてお話を聞きました。
「除草剤には大きく分けて、粒状のタイプと液体のものがあります。粒剤は効果が表れるまでに少し時間がかかりますが、比較的長持ちです。液体は、即効性は高いのですが、雨で流されやすいところがあります」。
駐車場やグラウンドなど広い面積に長く使いたい場合には、粒剤の「草退治E」がおすすめ。
スギナにも効果があり、約6カ月効果が持続します。
「粒剤は水分に付着して浸透するので、雨上がりなどの地面が濡れている時にまくのがコツ。また、草丈30cm以上になってしまうと、成分を吸い上げられないので効きません。丈が低いうちにまくか、事前に短く刈ってから除草剤を使用してください」
このところ、液体タイプで人気を集めているのが、「食品生まれの除草剤 ビネガーキラー」です。
食品原料の酢を100%使用し、化学除草剤成分を含まないため、幼児やペットがいる家庭でも安心して使用できるのが利点。
散布した部分だけが枯れて、土に成分が残らないので、畑や花壇でも使えます。
また、雑草を根まで枯らし、同時にユスリカやワラジムシなどの殺虫&虫よけ効果を発揮する「虫よけ除草王プレミアム」も売れ筋です。
新商品は、液体除草剤と防草シートを併用することで8~10カ月の長期効果が望める「カマイラズ草消滅」や、食品成分由来でほんのりハーブの香りが好評の液体「おうちの草コロリ」などが好評。
「おうちの草コロリ」は、同じく食品成分由来で、爽やかなフルーツの香りの粒剤タイプも発売されています。
■防草シートで雑草をシャットアウト
次に、上に敷くことで雑草を封じ込める「防草シート」のコーナーへ。
連休を利用して、ウッドデッキの下やカーポートへの導入を考えている人も多いのでは。
売場には1m×10m単位で、価格は千円~7千円前後まで各種が並んでいます。
価格差で、どんな違いがあるのでしょうか。
「シートの効果と耐久性がそのまま価格差だと思ってください」と杉本さん。
「例えば980円のものだと、スギナやタンポポなどの強い雑草は、シートを突き破って出てきてしまいます。耐久性も3~4年ほど。安価なタイプは、二重に敷くことをお勧めしています。4980円以上のものになると、例えば砂利の上に敷いて、上を車で行き来したとしても破れません。耐久性も7~8年に延びます。さらに高価なものだと、重機がのっても大丈夫です」。
また、家庭用とは違い、大量に散布するプロ仕様の除草剤は、農業資材売場で販売しています。
水で希釈して使用する除草剤「グリホアタック」は、5ℓで約200ℓ分になり、約1500坪に散布できる計算。
葉にかけると、根まで枯らすことができます。
宅地や道路、駐車場や公園などの広い土地に適した、非農耕地用のロングセラーです。
最後に、園芸用品コーナーで見つけた新商品をご紹介。
カルビーとプロトリーフのコラボで誕生した、袋で育てるじゃがいもの土「ポテトバッグ」と、ふた付きの容器に入った「じゃがりこ バケ土(ツチ)」。
どちらもカラフルなパッケージに、ジャガイモ栽培用の培養土が入ってます。
別売りの種イモを買って容器の中に植え、水やりをするだけ。
肥料も容器もいらず、そのまま育てることができますよ。
今植えると秋には収穫できるので、ぜひ気軽にトライしてみてください。
※この記事の商品情報は掲載日時点のものです。商品の仕様や価格、店舗の取扱い状況は変更になる場合がございます。予めご了承ください。