自転車の「旬」は春。
通勤、通学用の自転車を新調する人が多い季節です。
4月に入ると、ジョイフルエーケーにも、自転車各種がどっと入荷してきます。
久しぶりに買い替える人へ、今の自転車の主流と、目的に沿った選び方をご紹介します。
■長距離通勤や坂道に電動自転車が活躍
屯田店の「アウトトドアサイクル館」には、多数の自転車が陳列されています。
一番の注目はアシスト付きの「電動自転車」
担当の鈴木さんにお話を聞きました。
漕ぐ力が軽く、進む速度を維持できる電動自転車は、長距離通勤や勾配の急な坂道に威力を発揮するのが特徴。
車体に安定感があるので、重量のある荷物を載せるのにも適しています。
「今年の新機種は、今までより少し軽量化されているので、降りて押しながら運ぶ時も楽だと思いますよ。
取り扱いは、パナソック、ヤマハ、ブリヂストンの3社の商品が中心です」と鈴木さん。
また、最近の傾向として、運転免許証を返納した人が、電動自転車を探しに訪れるケースが増えています。
確かに、高齢になってマイカーを手放した時、脚力をアシストしてくれる電動自転車は「第2の足」として活躍してくれそう。
また、普段から釣りや登山など、休日に趣味で遠くまで出かける人も、電動自転車が便利です。
ただし、バッテリーが切れると運ぶのが困難になるのでご注意を。
バッテリーは車体から外して充電しながら使用し、平均的な寿命は3~5年ほどです。
■スピード重視のロードバイクは男性に人気
主に若年層の男性から需要が高いのが、「軽快車」「ロードバイク」と呼ばれるスポーツタイプ。
フレーム自体が軽く、タイヤが細めで安定感には欠けるかわりに、6段階から、多い機種では24段階までギアの切り替えができ、速度が出るのが特徴です。
高速走行を目的としているため、前傾姿勢で乗るドロップハンドルタイプが主流。
毎日の長距離通学・通勤に利用する人が大半ですが、道路の段差や溝に弱いので、走行時は注意して。
そのほか、売り場には、自転車デビューのお子様向けの補助輪付きタイプなども揃っています。
また、改正道路交通法の施行により、2023年4月から、自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されます。
自転車を運転するすべての人と同乗者が、ヘルメットをかぶることに努めなければなりません。
これを受けて、売り場に並ぶヘルメットのバリエーションも増えています。
キャラクター柄の子ども用サイズや、一見帽子のように見えるファッションタイプなど、様々です。
ぜひ足を運んでみてください。
最後に、自転車を新調するときに合わせて考えてほしいのが防犯対策です。
カギを2つつけることで、外すには時間がかかると思わせることが、抑止力につながります。
ダイヤル式、持ち歩きやすいカギ式、その複合型が主流。
カッターなどでは簡単に切れない素材のチェーンロックを取り付け、電動自転車はバッテリーを外して保管してくださいね。
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