いよいよ夏本番。
室内の気温も上昇し、熱中症へのケアも必要です。
暑くなってから「エアコンを付けたい」と思っても、事前の調査や見積もりに時間を要し、シーズン中には間に合わない場合が多いのが実情。
そんな時に頼りになるのが、工事不要の「冷風機」や「冷風扇」
今年の売れ筋について聞きました。
大曲店の季節催事コーナーには、比較的大型のスポットクーラーから携帯タイプの冷風扇まで、涼を取るためのアイテムが並んでいます。
品切れが続出した21年の猛暑を受けて、「今年は出足が早くて5月から売れ始め、下調べに来られる方も多かったですよ」と、売り場担当の赤田さん。
今季のイチオシは、引き戸の窓枠から排気する、「スポット冷風機」(トヨトミ)
窓パネルがセットになった簡単設置タイプで、「室内の空気を攪拌するのではなく、冷たい空気が出てくるところが扇風機との大きな違い。涼しく感じるのは、やっぱり冷風機です」
ドライ機能もあり、除湿器としても使えるので、湿度の高い日にも活躍してくれます。
エアコンの取り付けには壁に穴を空ける工事や専用電源等の設備が必要で、古めの一軒家や賃貸物件では導入が難しいケースも。
その点、「スポット冷風機」や「窓用エアコン」なら、テラスや窓際に設置スペースさえ確保できれば、取り付けも簡単です。
今季のエアコン設置を諦めていた方は、ぜひ検討を。
次におすすめなのが「ペルチェ式冷風扇」
ペルチェ式と呼ばれる、電流で温度制御ができる半導体素子を搭載した、新しいタイプの冷風扇です。
「氷を入れる、保冷剤を交換する、という手間を省き、水のタンクが引き出せるつくりで給水やお手入れも簡単ですよ」
キャスター付きなので、リビングから寝室への移動もラクラク。
1台あると便利です。
とはいえ、「ある程度部屋が広くないと、置き場所がない」という声も。
そんな時は「サーキュレーターファン」を。
「上下左右360°の首振りタイプは、風が壁に当たって分散されるのが特徴。
部屋の空気を循環されるので、床に置いて使うことでより効果が高くなります」
価格的にも手ごろなので、スポット冷風機と併用するのもおすすめです。
このほか、充電式で首に掛けて携帯できる「ネッククーラー」など、品揃えは多彩。
生活スタイルに合った冷風アイテムを取り入れて、夏の暑さを乗り切るジョイ!
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