ガーデニングをスタートする季節は、春だと思っていませんか?
じつは、春に庭を彩る花の球根は、前年の秋のうちに植えて土の中で冬を越させることが大切。
今回はジョイフルくんが、大麻店で秋の球根の育て方を聞きました。
■球根は土の中で冬を乗り越え春に咲く
大麻店のグリーン売り場には、秋植え用チューリップの球根が50種類以上も並んでいます。
色も形も様々で、一重咲きや八重咲き、花びらの先端が細かいギザギザになったフリンジ咲きもあれば、白&ピンク、赤&黄色など2色の品種も。
「球根を植えるなら秋。10月から雪が降る前までに植えて冬の寒さにあてないと、春になっても花芽は出てこないんです」と、グリーンコーナーのスタッフ、葛西さんが教えてくれました。
春に販売される球根は、事前に「冷蔵処理」が施されたものなんだって。知らなかったジョイ!
また、売り場には「チューリップ球根詰め放題」のコーナーも。
小型のバケツ型容器に、8球以上詰めればお買い得です。
自分の好きな色を選んで、ぜひチャレンジしてみてね。ガーデニングを成功させるには「好きな花、好きな色を選ぶ」ことも大切だそう。
わからないことは、何でもスタッフに相談を。
球根を選んだら、肥料が配合された土に穴掘り用の「バルブプランター」や「土掘るくん」でくぼみを作り、球根3個分くらいの深さに植えて土をかぶせるだけ。
チューリップなら間隔は5cmほど。
庭の土は表面を雪に覆われるので、まず凍ることはないそう。
「鉢に球根を植える時は、凍らないようにビニールのぷちぷち(緩衝材)で覆ってください。直にコンクリートには置かず、木の板などを敷くと良いですよ」と葛西さん。
■宿根草との寄せ植えや水耕栽培も♪
売り場には、秋に球根と寄せ植えするのに適した宿根草の苗もたくさん並んでいました。
最近人気が高いのは、ハーブやエディブルフラワーといった、日々の料理にも使える品種。
食用のエディブルフラワーは、花びらを製氷皿に入れて氷を作るとSNS映えもバッチリです。
ほかにもパンジーやカラフルな鑑賞用トウガラシ「カプシカム」など、カラフルな花もたくさん。ガーデニングって秋も楽しめるんですね!
土いじりは自信がないし、自宅にスペースもないという人には、ガラスの水耕栽培用フラワーベースがおすすめです。
これは、球根を入れておくと水だけでヒヤシンス、ムスカリ、多肉植物などを育てられるスグレもの。
上皿が取り外せるようになっているので水替えも簡単で、根を傷めないように工夫されているんだって。
もちろん切り花の花瓶としても使えるから、球根ビギナーにもぴったりです。自分のライフスタイルに合わせて、花のある生活を楽しんでください。
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