「DIYを始めてみたいが、何を作っていいかわからない」といった人は、イスを選択肢のひとつに考えてみましょう。
意外に簡単にできます。
また、インテリア・エクステリアの中で、イスほど自分の体や好みに合ったものが必要になるものはありません。
こういったものこそ、DIYの出番です。
DIY初心者の方に「イス」をオススメしたい理由
DIY初心者が自分でイスを作るメリットには次のようなものがあります。
・高さや座面の広さなど自分の体に合わせたものが必要で、しかもクッションの硬さや見た目などの好みの差が出やすい。
・まだまだスキルが低くても、その低いスキルなりにできるタイプのものがいくつもある。
・高級な木材は要らない。SPFやスギ、パインなどの値段が安くて加工しやすいもので十分。
・白木で作ったり、塗るのはワックスやニスだけにしたりすると木目も見えて自然な風合いのものができる。なかなか今の既製品では見つけにくい。
イスを作るならこんな風に。定番のイス作りはどんなもの?
初心者ならば、まずはシンプルなものから挑戦してみましょう。
スツール
背もたれやひじ掛けがなく、座面と足だけのイスをいいます。
もちろん、その分設計も実際に作るのも簡単です。
ただし、必要なところに必要な部材を付けるようにしないと強度が落ちてしまいます。
また、「できるだけ部材を少なくして、見た目にもスッキリさせる。それでいて丈夫」といったものも本当は可能ですので、将来の目標として覚えておきましょう。
ビーチチェア
リラックスするために座るものなので、最も自分の好き嫌いが出るタイプのイスでしょう。
枠や側面は木、座面は布ですので、金づちやノコギリのの出番は多くはありません。女性にも取り組みやすいイスのひとつです。
背もたれ付きイス
背もたれが付くことで、一気に難易度が上がってしまうように感じる人もいるかもしれません。
しかし、ほとんど全部を直線だけにし、しかも足の部材をそのまま上に伸ばして、あとはそれに横板を張るだけで背もたれができます。
スツールに比べて作業工程の数がやや増えるものの、ひとつひとつの作業自体の難易度は変わりません。
ベンチ
横長に作って、2人3人と座れるようにすればベンチになります。
「ベンチ」の言葉に、「外に置くもの」のイメージを持つ人も要るかもしれません。
しかし、素材やペイントを工夫すれば、立派にインテリアとしても使えます。
こちらも背もたれのあるもの・ないものなどがありますが、背もたれがあってもそう難易度が上がるわけではないのは、ほかのイスと同じです。
また、クッションなども工夫すれば座り心地はアップします。
工作室や加工サービスを便利に使おう
「ノコギリなどを使い慣れていない」という人には、いくら簡単なタイプのイスでも少しハードルが高いかもしれません。
しかし、心配は要りません。便利な電動工具もたくさん出ています。
むしろ重要なことは、イスを作る際に欠かせない構造や強度の検討についてでしょう。
こうした事柄に関しては、ジョイフルエーケー のDIYアドバイザーならお力になることができます。
また、「今回、試しにやってみる。工具をそろえるかどうかは、それの結果しだい」といった人はジョイフルエーケーの加工製作サービスの利用を考えてみましょう。ジョイフルエーケーで購入したものに限りますが、格安料金でカットや穴開けなどの木材加工ができます。
木材やシートに使う布なども豊富にありますので、店内を見て回るだけで、「どんなイスを作ろうか」といったイメージもどんどんわいてくるでしょう。