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非常食の「賞味期限」をうまく管理するために


目次[非表示]

  1. 1.非常時の備えについてまわる「期限」の話
  2. 2.賞味期限がバラバラの「非常食」の管理法
  3. 3.「万一」に慌てずに対応するために

非常時の備えについてまわる「期限」の話

非常時に貴重になる懐中電灯など機械類や断熱シートの消費期間は長く、長い間放置しておいても非常時に使えるものがほとんどです。その一方で、非常食はどうでしょうか?長くとも数年で期限がやってきてしまうため、非常食をストックするだけでなく定期的なチェックも欠かせません。

賞味期限がバラバラの「非常食」の管理法


4人家族で3日分の食料を備蓄すると、計12食分。同じものを食べ続けるのもストレスとなるため、いくつか選択肢を作っておきたいものですが、一方で困るのが食品の賞味期限です。商品や生産された時期によって賞味期限はバラバラであり、期限の管理が必須となります。厄介な非常食の管理問題と、もしもを想定した演習の両方を簡単に済ませることができると注目されているのが、「ローリングストック法」です。方法は至って簡単! 毎月1度、非常食の中から賞味期限の近いものを食べて新しいものを補充しておくというもの。

  • 賞味期限切れを防止する
  • 日常的に非常時について見直す機会が持てる

といったメリットがありますが、もう一つ大きなポイントがあります。それが「家族の誰もが非常食の食べ方を覚える機会となる」というもの。というのも、大人は出先、高齢者や子供は家で被災した場合、ストックがあっても十分に機能しない可能性があります。定期的に、家族で食べることで非常食に慣れ親しみ、誰もが簡単に扱えるようになるというのは忘れがちな重要ポイントといえるでしょう。

「万一」に慌てずに対応するために


災害とは、いつやってくるかわからないもの。発生から3日間は支援の手が届きにくいことを考慮し、非常食は3日分ストックすることが推奨されています。また、定期的に非常食を管理し、誰もがサッと食べられるように練習することも大切です。ローリングストック法、すぐに始めてみませんか?

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