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モダンな家にも亡き人を偲ぶ空間を仏壇の勧め


目次[非表示]

  1. 1.家族のきずなをつなぐ仏壇は⼤切。でも「我が家」にない理由とは
  2. 2.「御供養」だけでない。仏壇は故人と対話できる空間
  3. 3.⼤切な人との別れを、思い出に変えてくれる⼤切な空間
  4. 4.ライフスタイルに応じた仏壇で、癒しの空間が生まれる

家族のきずなをつなぐ仏壇は⼤切。でも「我が家」にない理由とは

かつて日本の家屋には、ごく普通に仏壇が供えられていました。しかし、核家族化が進み、単身世帯が増えたことから、仏壇を保有する家は減少しています。 ある仏壇メーカーの調査(2013年)によると、仏壇の保有率(2人以上で暮らす世帯)は約40%。住宅別で⽐較すると、⼀⼾建てが約52%、マンションなど集合住宅は約21%となっています。 10・20代の若い世代の場合、「祖⽗⺟の家で⼿を合わせたことはある」「仏壇を⾒たことがない」人もいるそうです。

ただ、仏壇保有率が下がっている理由は、信仰⼼の低下ではなく、「マンションには⼤きすぎる」「インテリアや家具に調和しにくい」といった住まいやライフスタイルの変化が影響しています。 というのも仏壇保有の調査結果を⾒ると、仏壇を持っていない人も「先祖・故人を偲ぶ気持ちは⼤切」と認識し、仏壇がないと供養が不⼗分だと感じる傾向が少なくないからです。

「御供養」だけでない。仏壇は故人と対話できる空間

仏壇と聞くと、「亡き人を弔う空間」をイメージする人が多いですが、もともとは仏像を安置するために堂内に作られた壇(須弥壇)でした。国内に仏教が広まると、7世紀末には天武天皇により、「家毎に仏舍を作り、仏像及び経を置き、礼拝供養せよ」との詔が出され、「念持仏※1」を安置する「持仏堂※2」などが作られるようになります。つまり、「釈迦や祖先を祭る宗教的空間」が始まりだといえるのです。

※1持仏、内仏とも。故人が朝夕に信仰し礼拝する仏像。
※2⾃宅の⼀室に置く宮殿・厨⼦。



江⼾時代になると、徳川幕府が発した「寺請制度※」も⼿伝って、仏壇は⼀般的に普及していきます。さらに法要やお盆といった⾏事が庶⺠の間に定着し、仏壇も日本人の生活に欠かせない存在となりました。

※どの家も仏教のいずれかの宗派に所属させ、寺院の檀家(檀徒)とする制度。

仏壇は祖霊を祀るとともに、仏さまやご先祖に向き合うことで⼼が落ち着き、⾃分⾃身を⾒つめ直すことができる⼤切な場所だといえます。祖先との会話は、日々の暮らしに疲れた⼼身を癒してくれることでしょう。また、お墓が遠いところにあり、なかなか墓参りできない方にとっては、先祖に思いを馳せるきっかけになります。

⼤切な人との別れを、思い出に変えてくれる⼤切な空間

いつかは失われる命とは理解していても、⼤切な人との別れは、筆⾆に尽くしがたい悲しみや喪失感に襲われるといいます。さまざまな思いにとらわれ、いつまでも⽴ち直れない方に、故人との繋がりが切れていないことを感じさせてくれるのが仏壇なのです。


ライフスタイルに応じた仏壇で、癒しの空間が生まれる

始まりは「小さなお寺」としての役割も持っていた仏壇は、今を生きる人にとっても先祖供養の場であると同時に、⼼の拠り所となります。

「洋間なので仏壇を安置できない」「安置するスペースがない」という理由で仏壇を持てない方は、ぜひジョイフルエーケーにご相談ください。弊社では、洋間中⼼の家やマンションに適した「モダン仏壇」のラインナップを揃えております。


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