お役立ちコラム

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冬がくる前に済ませておきたいお庭の仕事! 大切な植物を守るためには?


目次[非表示]

  1. 1.剪定
  2. 2.清掃・施肥
  3. 3.雪囲い・雪吊り、霜よけ
  4. 4.鉢上げして移動
    1. 4.1.水やりは控えめに
  5. 5.耐寒性のある草木を選んでおく
  6. 6.北海道内でも必要な対策は地域ごとに異なる

晩秋から冬にかけては、ガーデニングのオフシーズンのように考えている人もいるかもしれません。しかし、冬の寒さが特に厳しい北海道では、やがて来る春を無事に迎えるための対策がいろいろと必要です。決して気を緩めないようにしましょう。

剪定

夏の剪定(せんてい)は主に茂りすぎて通気や日当たりが悪くなっているのを解消したり、見た目が悪くなっているのを整えたりするためにやります。

冬の剪定は、不要な枝などを落として、春からの活動を促すためのものです。かなりバッサリとやってしまうのも夏との違いです。樹木の種類にもよりますが、本来は寒さのために活動を停止している時期ならばいつでも大丈夫です。しかし、寒すぎたり雪が積もったりする北海道では真冬の作業は厳しすぎます。早めに取り掛かるほうがいいでしょう。

清掃・施肥

晩秋の庭は落ち葉や枯れ草だらけになりがちです。早めに片付けるようにしましょう。

また、肥料を施して土を再生することも考えましょう。寒さが和らいでからでは、春に向けての地力の回復が間に合わないかもしれません。

雪囲い・雪吊り、霜よけ

雪囲い(冬囲い)・雪吊りをする目的はふたつあります。ひとつは樹木を寒さから守るため、もうひとつは枝が折れないようにするためです。もちろん、その目的により藁(わら)やネット、ロープなど使う材料が異なり、囲い方も異なります。

どんな樹木でも雪囲いや雪吊りが必要になるわけではなく、主に常緑樹のために行います。ただし、まだ幼木で寒さに弱かったり、ひょろひょろでポッキリと幹から折れてしまったりしそうな場合は、落葉樹でもやったほうがいいでしょう。

また、根元への寒さ対策として行われるのが霜よけ(マルチング)です。かつては敷き藁が一般的でしたが、今ではビニールや不織布を使うことも多くなりました。あるいは、落ち葉やバークを厚めに敷き詰めても霜よけの効果があります。

鉢上げして移動

花壇など地面に植えていた草木を植木鉢やプランターに植え替えることを鉢上げといいます。寒さの厳しい北海道では鉢上げして、室内や日当たりのいい場所、雪の積もらない場所などに移動させることも考えたほうがいいでしょう。

といっても、大きな樹木で行うのは現実的ではなく、ハーブ類の多年草などに向いた対策です。

もちろん、最初から植木鉢やプランターになっているものも、少しでも寒さが直撃しないような場所に移動させます。

水やりは控えめに

草木が成長を止めている真冬は水やりの必要はほとんどありません。種類にもよりますが、完全に乾燥してしまわない限り控えるようにします。寒さが厳しい土地で水やりをしてしまうと、土が凍ってしまい、根を傷めることにもなりかねません。

といっても、福寿草、ハボタン、雪割草など冬でも成長するものは例外で、水やりが必要です。ただし、水道から出したばかりの冷たい水ではなく、暖房が入った部屋でくみ置きしたような水を使うようにしましょう。また、晴れて暖かくなった日の午前中に済ませるようにします。

耐寒性のある草木を選んでおく

寒さ対策に神経質にならずに済ませるのには、やはり最初から寒さに強い種類の草木を選んでおくのもひとつの方法です。樹木ならばシャラノキ、ヤマボウシ、エゴノキ、多年草や宿根草ならばワイルドストロベリー、レモンバーム、アサギリソウなどがあります。

北海道内でも必要な対策は地域ごとに異なる

同じく北海道といっても、雪が積もるところや積もらないところ、一層寒さが厳しいところなどエリアごとにやや気候が異なります。もちろん、ガーデニングで冬を迎える準備も微妙に異なります。

こういった比較的狭い範囲の話はネットなどでもなかなか見つかりません。地元に密着したホームセンター・ジョイフルエーケーのガーデニング売り場の担当者がお役に立つ場面です。



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